勉強法

【小中学生の家庭学習】たったこれだけで効率アップ!タイマー学習を取り入れる3つのメリット。

勉強法

今回の記事では、小中学生の家での学習を効率化させる方法を紹介していきます。成績を上げるなら、塾に通っている子だとしても家での勉強は必須です。

中学生は本当に忙しい

家庭学習を効率化させるためにやってほしいこと。それは勉強に制限時間を付けることです。

中学生は本当に忙しい。

部活動やクラブ活動があることを考えると、平日は学校が終わってから1時間ほどしか勉強時間が取れないという人も多いのではないでしょうか。もちろん、受験生でないなら遊ぶ時間もあっていいと思います。

短い時間で毎日の授業の復習や定期テスト勉強、提出物の作成などをこなさなければいけません。そのためには、その1時間をどれだけ濃いものにできるかが非常に重要です。

勉強タイマーを使う

限られた家庭学習時間をより濃密にするために、保護者の方にお願いがあります。

それは、家で勉強する用に、タイマーを用意していただきたいのです。キッチンタイマーでも大丈夫です。カウントダウンができるものがあると、勉強に締め切り効果を使うことができます。

締め切り効果とは

締め切り効果は、タイムリミットに近づくと人間の集中力が上がるというものです。これを読んでいる中学生は“提出締め切り直前になってやっとやる気が出た”なんて経験がある人もいるのではないでしょうか。いい例が夏休みの宿題ですね。保護者の方もお仕事やレポートなどで同じような経験があると思います。

この締め切り効果を自分で設定してしまおうというのが、ここで伝えたい内容です。ぜひ、毎日の勉強でタイマーを使うことによって、限られた時間を有効活用してください。

具体的な使い方

ワークを解くときに、その見開きのページを何分で終えられるかを予想してタイマーをセットします。目安がわからなかったら、最初だけストップウォッチ機能でカウントアップにして、かかった時間を記録しておくとよいでしょう。

例えば、10分を目安に解きたいものなら10分のタイマーをセットして、机のすぐ見えるところに置いておきます。そうすると、演習中に残り時間がすぐに見えるので、常にタイムリミットを意識して勉強することが可能になります。

そして、制限時間内に解けたら、かかった時間をワークの隅っこに書き込んでおきましょう。ワークなどの問題集は2周以上取り組む前提です。「①8分56秒」のように、必ず何回目の時間なのかがわかるようにしておいてください。

もし、制限時間以内に解けなかったら、そこからさらにアディショナルタイム(延長時間)を設定していきます。最後にかかった合計の時間をメモしておくのを忘れないようにしましょう。

タイマーを使って勉強することで、なんとなく机に向かっているという状況を防ぐことができます。

おすすめのタイマー

さて、せっかくなのでおすすめのタイマーを紹介したいと思います。下の画像の商品です。

以前、受験生の女の子が使っていて、見せてもらったものがとても使いやすそうだったのでとても印象に残っています。まさに相棒という感じで、自習スペースで毎回使っていましたね。

タイマーを鳴らすこともできますが、光で制限時間が来たことを教えてくれる設定もあるため、静かな場所での自習にも使いやすいですね。

カウントダウン(タイマー)とカウントアップ(ストップウォッチ)の機能がどちらもついているので、機能的にも十分です。

ホタル塾の自習スペースにもあります。

dretec(ドリテック) 勉強タイマー タイムアップ2 消音

試験本番の時間配分もうまくなる

普段の勉強からタイマーをつかっていると、「大体これくらいのものなら○○分で終わるな」という感覚も身につきます。そのため、予定を組むのが上手になるのもメリットの一つです。

おおよその終わる時間がわかっているからこそ、勉強を始めるハードルも下がります。だらだらとやる気が出てくれるのを待つ無駄な時間も少なくなります。

それに加えて、定期試験(一斉テスト)や入試など、大事な場面も冷静に時間配分を意識する訓練にもなります。タイマーで残り時間が減っている中で勉強をするのは、軽いストレスです。

そのストレスが、本番で力を出し切る強さを育ててくれます。タイマー学習はすぐにでも取り入れましょう。

勉強以外にも生かせるタイムマネジメント能力

世の中のすべてのことにはタイムリミットがあります。それは日ごろの勉強、提出物ももちろんそうですが、社会に出てからの仕事でも同じです。

限られた時間の中で、せかされながらもパフォーマンスを発揮するということが求められています。小中学生のうちから少しずつ練習していきましょう。

まとめ

さて、ここまで見てきたとおり、タイマー学習にはメリットがたくさんあります。その中でも大きく3つお伝えしました。

これを見ている人は、ぜひ保護者の方にタイマーを買ってもらうように頼んでみましょう。

保護者の方がいらっしゃいましたら、タイマー学習を取り入れるメリットを話したうえで、好きな色のタイマーを買ってあげてください。

①家庭学習が効率化する
②試験本番の時間配分が上手になる
③将来につながるタイムマネジメントが身につく


ホタル塾では、授業内の確認テストや演習には必ずキッチンタイマーを使っています。時に厳しめに設定したり、時に眺めに時間をとったり、その狙いも話しながら授業をしています。また、この記事のように、ご家庭での勉強の進め方についてもアドバイスしています。

実は今回の記事の内容は、定期試験対策の時間にゆっくり丁寧にノートづくりをしている中1男子を見てから思いつきました。(もちろん、本人にはその場で伝えました。)

こういった環境でお子様を学ばせたいという方は是非ご連絡ください。

ホタル塾では、小学生の授業でも必ずタイマーを使っています。ミスが起こるのは焦っている時です。日頃の学習から、常に時間の制限がある状態で練習しています。70分の授業内で休憩をとることもありますが、その休憩でさえもタイマーで管理しています。

こういった環境でお子様を学ばせたいという方は是非ご連絡ください。

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