中学生の勉強

【相模原・上溝・麻溝台 他】公立志望の中3へ。GWの連休中にやっておきたいこと。

中学生の勉強

今回は、神奈川県公立高校志望の中学3年生に向けて、ゴールデンウィーク中にやっておきたいことについてお話していきます。

中3は最上学年なので、部活やクラブ活動も集大成だと思います。楽しいこともたくさんある大型連休ですが、受験生であることもまた事実です。勉強にも目を向けて過ごしてもらいたいと思っています。

やること①学校の復習

■結論:4月に習った内容の復習

■具体的には…

〈数学〉
・教科書章末問題を3周する
・ワークを3周する
〈英語〉
・新出英単語の暗記(英訳和訳)
・教科書の英語本文と日本語訳の暗記
・ワークを3周する
〈国語〉
・漢字の暗記(読み書き)
・教科書を3周読む
〈理科/社会〉
・教科書に目を通す
・ワークを3周する
・実験レポートや独自プリントを確認する

ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休みは復習をする絶好の機会です。

まずは、計画を立てていきましょう。
学校から課題が出ている場合は、「ゴールデンウィーク休み開始2日目」で完成させましょう。理由としては、苦手を克服するための復習の日をしっかりと確保するためです。
課題が出ていない場合は休み開始初日から復習開始です。

ホタル塾では各科目のゴールデンウィーク課題を出しています。全科目を1セットにした冊子型の課題を取り組んでもらいます。

この期間で主要5科目を数学→英語→理科→国語→社会の順で取り組むことをお勧めします。
数学のような理解系科目は時間が経っても忘れづらいですが、社会のような暗記系科目は時間が経つにつれ忘れてしまうことが多いです。そのため試験に近い日程に暗記系科目の勉強を行うとより効果的なので、このような順番で勉強することをお勧めします。

ここまで中1中2向けの記事でお伝えしたこととまるっきり一緒です。詳しくはこちらの記事を見てください。

やること②受験勉強

中3は1学期の定期試験対策に加えて、2月の入試を見据えた勉強も進めていきます。ゴールデンウィークに限らず、6月の定期テスト前以外は受験勉強も並行して進めていきましょう。

ということで、ゴールデンウィークといいつつ、4~7月(定期テスト期間を除く)に進めたい勉強について紹介していきます。基本方針はこちらです。

①英語:中1・中2の文法事項をフルチェック、単語は出てきたものを完璧に暗記
②理社:中1・中2の知識の再インプット
③数学:中1・中2を単元ごとに復習
④国語:週1回以上、読解問題を解く
⑤特色:模試を受けたら丁寧に解きなおし

①~⑤の数字は優先順位です。英語は数学以上に中1からの積み重ねが大切で、付け焼き刃の勉強がきかないため、優先順位を一番にしています。

その次に、知識の整理に時間がかかる理科社会を持ってきています。理科も社会も、神奈川県入試では中1から中3までの知識がまんべんなく出題されます。単純な一問一答のような問題は少なく、思考力を要する活用形の問題が多いのですが、知識が入っていない人はそもそも思考力を要する問題に取り掛かることはできないので、上期は知識の定着を重視します。

その次に数学、国語、特色検査がある人は特色という順番にしています。

時間がないから全部なんてできないよ~」という人も多いと思います。だからこその優先順位です。上から、1週間ごとにできるところまで仕上げていきましょう。

もちろん、各教科の得意不得意は人それぞれ違うでしょう。「英語が得意!」という人は、英語の優先順位が下がります。「理科だけはできる!」という人も復習は社会をメインにしてよいです。個々の状況によって戦略は変わってきますので、一つの参考にしてください。

英語

では、各教科ごとにダイジェストで見てみましょう。まずは英語。

英語は、とにかく中1中2の英文法事項を完ぺきに仕上げましょう。夏までに取り戻せると、そのあとの長文読解で訳せない場所がかなり少なくなります。

神奈川県入試は、読解問題(問6~8)だけで40点分あります。夏以降は、長文を精読できるように解釈の練習も取り入れていきます。そこで、文法に穴があるとかなり痛手です。

精読できるようにしたうえて読むスピードを上げていきます。夏以降に中2以前の復習をする時間はないと思ってください。

理科・社会

神奈川県入試の理科と社会は、図や表などの資料が多く、設問で聞かれていることを正確にとらえて、考える力が求められています。定期テストのような、一問一答式の問題はほとんど出題されません。全問マークシート式なのも特徴です。

そういった問題に対応するためには、多くの入試問題に触れることが大切なので、他県の入試問題や模試の問題も含めて、高いレベルの問題に触れることが大切です。

ただ、それは入試直前期の話です。直前期の勉強で知識を活用する問題に取り組んだ時に、知識が頭の中にある状態にしておくために、夏前に、知識を暗記しなおしておくことが必要なのです。

定期テスト期間のたびに、20日間程度で2~3単元くらいの量の勉強をして、試験までに仕上げてきたはずです。それと同じことを、定期テストではない通常期にするイメージです。ゴールデンウィークの間に、仕上げる単元を決めて、ゴールデンウィーク明けに定期テストがあると思って知識のインプットをしてみましょう。塾に通っている人は塾用ワーク、通っていない人は市販のもので学校の定期対策用の問題集を用意してもらうと良いです。

数学

「英語が最優先なのに、数学はいいの?」

こんな風に思った人もいるかもしれません。確かに数学も大事なのですが、数学は単元ごとに気づかないうちに復習していることもあるのです。

例えば、中2で連立方程式を学んだとき、実は中1の一次方程式の復習をしています。上で書いた通り、英語が得意で数学が明らかにできないという場合は別ですが、教科間の得意不得意があまりない場合には、数学よりも英語や理科社会の知識を思い出す方が優先順位が高いのです。

学校教科書の章末問題を取り組むことをオススメします。
計算系(正負の数・文字式・方程式)をまずは確認し、問題なければ得意不得意単元に応じて確認をしていきましょう。

国語

神奈川県入試のことを考えると、漢字の読み書きをルーティンで確認しつつ、読解問題を週1回は必ず解いておきたいところです。

ただ、現状市販教材で良いものがあまりありません。。。国語は、学力が高い人は自学でできてしまい、苦手な人は指導者のサポートがないと点数を上げづらい科目です。

得意な人には、「全国高校入試問題正解 分野別過去問 国語 現代文・古文・漢文」という、全国の高校入試問題を分野別に並べ替えたものがオススメです。

ニガテな人は、塾に通ったり、家庭教師のサポートを受けて、読むときの考え方から指導してもらうことをおススメします。。。

特色検査

特色検査については、上期でやることは模試を全力で受けて、その解きなおしをすることくらいしかありません。中3上期の忙しい毎日に、それ以上のことはできません。

しかも、ホタル塾近隣の特色検査実施校である県立相模原高校(県相)の受験生は、特に5教科の得点と特色検査の得点の相関関係が強いです。

簡単に言えば、県相受験生は5教科ができる人ほど、特色検査ができる(傾向にある)ということです。

まずは5教科の土台固めです。

おわりに

さて、ここまでゴールデンウィークのやるべきことなどと言いながら、中3の1学期にやっておきたい受験勉強についての紹介をしてきました。

ゴールデンウィークは、この勉強の量を普段より増やすことができるといいですね。上にも書きましたが、その人の状況によって優先順位は変わりますし、何教科できるかも変わります。

この記事を参考に、動いてみてください。

ちなみに、先日模試を返却した中3のことは面談をする中で課題をアレンジして、1週間ごとに課題を設定しました。

お母様と電話で話したところ、やることが整理されて俄然やる気が出ているという事でした。こういう話を聞くと嬉しいですね。

もし、これを読んでいる方で、同じように計画を立てて公立入試に向けて頑張りたいという方は是非ご連絡ください。連休中も公式LINEは随時返信していきます。

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