上溝高校の“暫定倍率”が高くて恐れおののいている人へ。2024年進路希望調査が発表されました。

高校入試

毎年11月に発表される“暫定倍率”

2023年11月27日月曜日、神奈川県の教育委員会から中学3年生の進路希望調査の結果が公表されました。Twitter(X)を見ていると、多くの方が反応していることからも、毎年注目される数字だということがわかります。

ただ、多くの方の言うとおり、この進路希望調査はあくまで“人気校調査”のようなものであり、年も越していないこの段階でこの結果の数字にうろたえる必要は全くありません。“人気校調査”なので当然、湘南や翠嵐の倍率は高くなります。

10月の段階で公立高校の第一志望を二択で迷っていたうちの生徒は、「どちらで書いたかもはや覚えていないくらい…」と言っていました。10月20日に中学3年生に対して行われたアンケート調査ですからね。実際に誰かが出願したわけではないので、その程度のものだと割り切ることも大切です。“暫定倍率”・“仮倍率”などと言われていますが、ただただ人気校アンケートの得票数をその年の募集定員で割ったものです。

神奈川県教育委員会もわざわざ赤い目立つ字で、

※令和5年10月20日現在の希望状況であり、公立高等学校入学志願状況ではありません。

神奈川県公式ホームページ

と書いてくれています。繰り返しになりますが、この数字の動きで志望校を決めるようなことは、今はする必要はありません。

とは言っても、さすがに気になるので、数字のチェックはしますよね。「ああ、そんな感じなんだ…」とチェックしたらすぐに机に向かいましょう。中3生はまずは12月の模試に向けてです。

以上、中学3年生向けのお話しでした。

とあるつぶやき

私が開業前から色々と相談に乗っていただいている小田原の個人塾「慧真館」の先生は、今年も進路希望調査についてこのようにつぶやいています。

それでも注目されるのは

それでも、この進路希望調査が毎年注目されるのはなぜなのでしょうか。それは、この進路希望調査で例年より人気があった高校は、実際の倍率も高くなる傾向があるからです。それを踏まえて様々な学習塾での進路指導が行われるため、多くの大人が注目するんですね。

いつも模擬試験でお世話になっている神奈川全県模試も、先日お電話したときには「12月の中3模試からはこの進路希望調査の結果を志望校判定を出す際の一部の材料にする」とおっしゃっていました。

そのため、模擬試験の結果を判断材料として間違いないと言って良いでしょう。上にも書いた通り、中3は12月、そして1月全県模試に全力をぶつけてほしいと思います。

上溝高校は人気が集まりやすい

最後に、当塾の近隣の上溝高校の志望状況についてです。ここまで、あまり気にしなくて良い数字という風にお伝えしてきましたが、中学校ではやはり、上溝高校の希望者数(10月20付)募集定員の2倍を超えているのは話題になっているようです。

年度志望状況調査倍率
(志願変更前)
実質倍率
2024年度2.03
2023年度1.931.321.19
2022年度2.151.291.17
2021年度2.411.491.24
2020年度1.850.901.02
2019年度2.411.781.39
2018年度1.851.411.19

表は2018年までしか作成していませんが、2017年も2019年と同じように高倍率でした。相模原市でも人口の多い中央区の中心で地域で、学力的にも中堅校の位置づけとなる上溝高校は人気があり、倍率も上がりやすい高校です。

そのため、いずれの年も志望状況調査の集計では人気が集まりやすいです。冒頭にも書いた通り“人気校調査”なので人気度がわかるわけですね。

当然、このままの倍率のわけはありません。10月20日付の調査ですから、それ以降に内申が判明して私立専願に切り替える人もいます。特に今年のように入試制度が大きく変わる初年度は、公立志望者が私立高校に流れる傾向があります。

また、上溝高校はどちらかというと女子の比率が高い学校です。あくまでも傾向ですが、女子のご家庭の方が安全志向である傾向があります。難度の低い学校に志望校をチェンジする人もいるでしょう。そして、当然ですが上溝高校よりも学力帯の高い学校から志望校を落とす形で、受験してくる人もいます。

志願者数に怯えて志望校をかえようとしている人、手が止まっている人へ。最終的に伝えたいことは同じです。10月20日付の志望状況調査から多くの人の学力は動きます。志望校も変わります。今は、自分のやるべきことに集中しましょう。

この記事を書いた人
中島 陸

こんにちは。ホタル塾文系担当の中島です。教える仕事を始めて8年目になります。自分自身が、中学・高校時代にいろいろな方に助けていただいて、教える仕事を志しました。教員免許も持っていますが、より近くで小中学生をサポートできる塾の講師として、子どもたちと一緒に成長できる大人でいたいです。

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