今回は塾生の頑張りの様子と、勉強嫌いの子を勉強に向かう姿勢をつくっていく一つの方法をお話していきます。
勉強が嫌い?
中学生は部活動やクラブチーム、学校行事などで忙しい中、勉強時間を確保しなければなりません。さらには、スマホやゲーム、テレビの誘惑がある中、勉強に向かう姿勢をつくるのは簡単なことではありません。
今回お話しする内容がすべてではありませんが、勉強に向かう姿勢をつくっていく方法を一つご紹介します。
スモールステップ法
その方法は…
スモールステップ法です。
スモールステップ法とは「目標を細かく分け、かんたんな内容から少しずつ達成していくこと」です。
スモールステップ法を活用する大きな目的は「達成感」を味わうことです。
自分はやればできるんだ、という達成感から次のステップにどんどんと上っていきます。
それでは、この方法を勉強に置き換えて考えていきましょう。
メリット➀
【集中力が身につく】
細かく分けることは課題の量や難易度だけではありません勉強時間を細かく分けることで、1時間は集中が続かなくても15分なら集中が続いたりします。
徐々に勉強時間を伸ばしていくことで、長時間集中が続くようになります。
メリット②
【ハードルが下がる】
まずは、必ずやれることから始めてみましょう。
いきなり多くの課題をやろうとしても、「こんなにできないよ」「たくさんやるの面倒くさい」と投げでしてしまう子が大半です。
しかし、まずは1ページだけ問題を解いてみよう!と始めてみると「このくらいなら頑張ってみるか」「これならできそう」と勉強をスタートできます。1ページでも多いと感じる人は1問だけ解いてみたり、好きな教科や得意な問題から始めてみたりしましょう。
実際に…
他にも勉強に向かう姿勢をつくっていく方法はありますが、今回の生徒さんはスモールステップ法を上手く活用していきながら勉強に向かう姿勢をつくっていっています。
保護者様から頂いた声を一部抜粋してご紹介します。
本日、○○(生徒名)にちょっと勉強しなよ〜。と、軽く声をかけたところ、はいはい〜(笑)と、返事も軽かったので期待していなかったのですが、見たところ勉強を始めていました。
「賢いね!」と、言うと「だからー、頭いいって言ってんじゃん(笑)」と嬉しそうに答えてきました。
前より気持ちが前向きに感じます。
授業のノートは想像以上にちゃんと書いていて、カラーペンも使っていましたね。
私の方からノートは?と聞くと自信満々にそこ!と教えてくれました。
いやいやの割に頑張ってくれています。
なかなか勉強に力が入らない中には生徒もいます。保護者を交えて、生徒と三者面談を行い「これからどう頑張っていくのか」目標を見つけ、目標に向けて今からでもできることを段階を踏みながら(スモールステップ法)進んで行こうというお話をしました。
授業ノートを写したり、家では集中できない分塾に来て自習をしたり、まずは漢字や単語のような手を動かす作業から始めてみたり…。保護者様から頂いた声にもあるように、ご自宅での様子も変わりつつあります。
ホタル塾は集団授業を行う学習塾ですが、綿密に個人面談や三者面談を行い授業外でのサポートも行っています。勉強嫌いで投げ出してしまいそうな生徒も決して見放さず、最後までサポートしています。
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