先日、教材会社さんが主催の入試分析セミナーにホタル塾のスタッフ二人で参加してきました。
この記事ではその内容を簡単にまとめてあります。各教科ごとの内容は、それぞれに記事を作っているのでそちらをご覧ください。
全国的にも選択式が多め
全体的には見た目で目立つ変化はありませんでした。もともと選択式の多かった神奈川県入試は、2017年度入試からマークシート式が導入されました。これは主に採点業務の簡略化、採点ミスの防止の目的で、経済的に豊かで、かつ人口の多い(=処理する答案量が多い)都市部の入試に見られる傾向です。
さらに2022年の入試から国語の漢字もマークシート選択式になり、理科社会から用語を記述させる問題が消えたことで、より選択問題の多さが際立っています。
今年の入試も2022年度の形式を踏襲したといえます。
内容から見た特徴
神奈川県の公立高校入試問題は、時代の流行に敏感です。時代の流行は、読解力・情報処理力を中心とした社会で活かせる学力です。
大学入試では、長い間続いたセンター試験が終わり、共通テストという新しいテストが始まっています。共通テストはとにかく情報処理力、読解力に全振りしている印象です。英語は文法問題が消え、読解問題がひたすら続きます。数学はセンター時代から比べて読まなければいけない文字数が倍近く増えています。
神奈川県入試も各教科、多くのグラフや資料が問題用紙に散りばめられていて、処理しなければいけない情報がかなり多くなっています。数学と国語は、今のところ共通テストのような傾向は薄いのですが、英語・理科・社会の情報量はなかなかです。
どの教科も知識を持っていれば解ける問題がなくなり、持っている知識を使いこなして正解を出す問題が増えています。
各教科の内容
それでは、各教科の詳細です。それぞれ教科ごとに記事をまとめていますので、そちらをご覧ください。上に書いた通り、全体として傾向の大きな変化はありませんでした。
英語
国語
・前年に比べて易化
・評論が解きやすく、資料読解の記述が書きやすく。
数学
・神奈川県入試初!「箱ひげ図」が出題された。
・難度は変わらず
理科
・やや難化
・状況設定にひねりを加えた問題
社会
特色検査
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