文武両道を実現するために「おうち時間割」でやることを整理して、取り組みの質を高める。

query_builder 2024/04/03
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こんにちは。ホタル塾文系担当の中島です。今回の記事では、家での限られた時間を効率よく使っていくために、オススメの方法をお伝えしていきます。

中学生は忙しい

中学生は本当に忙しいです。部活の朝練がなければ、朝8:00前後には学校へ行き、そこから授業を受けて下校するのが、17:00頃。

学校から帰宅してから夜寝るまでが多くの中学生にとっての自由時間なのですが、塾や習い事がある人はさらに3時間程度は家の外にいることになります。

寝るまでの食事や入浴、睡眠準備などを除くと、部活や習い事をしている中学生の自由時間は、一日のうち2~3時間程度しかないんですね。その中に、勉強と娯楽を入れ込まなければいけないのです。

大人顔負けの忙しさです。どのようにして、やりたいこととやらなければいけないことを両立していけばよいのでしょうか。

おうち時間割をつくる

「おうち時間割」は名前のとおり、家での時間割のことです。

勉強に加えて、部活動やクラブ活動、習い事を上手に両立できているように見える子も、初めはどのように時間を使えばよいのか、苦労しています。

工夫していく中で、だんだんと時間の使い方が上手になり、文武両道で過ごせる中学生になっていくんですね。

社会に出て仕事をしている大人だと、「〇時から〇時までは~をやって…」のように、自分の生活に予定を立てるのは当たり前に思えるかもしれません。

しかし、中学生くらいの子どもだと、意外とこの発想がなかったりします。行き当たりばったりで、思い付きで目の前にあることをこなしている子が結構います。

自分の一日は自分がデザインするという意識を持つと、少しずつですが動きが変わってきます。

今回は受験生ではない、中1中2向けに「おうち時間割」という取り組みを紹介していきます。非受験学年の塾がない日の家庭学習時間は2時間取れれば十分でしょう。1時間~1時間30分くらいがコンスタントに確保できる家庭学習時間の目安だと思います。※受験生は4時間以上は勉強時間を確保してください。

今回は例として下のように、1時間半勉強時間を確保できた場合の「おうち時間割」を作っていきます。

夕食前に勉強する場合の例
17:30帰宅
18:00

19:30
勉強
19:45~夕食
20:30~娯楽
23:00就寝
夕食後に勉強する場合の例
17:30帰宅
~19:30娯楽
19:45~夕食
20:15

21:45
勉強
23:00就寝

もう少し細かく、勉強時間を30分ごとに区切って3コマ作れると、やることがより明確になり動きやすくなります。

1時間半の内訳例
18:00

18:30
学校の宿題
18:30

19:00
塾の英語の宿題
19:00

19:30
塾の数学の宿題

学校の勉強のように50分を一区切りにして2コマ作っても良いのですが、50分間集中することが難しいということと、多くの課題は集中すれば50分はかからないということから、30分を3コマで考えています。

時間割作成の効果

この「おうち時間割」をつくる最大の効果は、“今はそのことだけに集中すればよい”という状態をつくれることにあります。「勉強もしなきゃ、でも部活の自主練習もしなきゃ」というように、頭の中が乱れていると結局すべてに悪影響が出ます。

今は勉強だけ」「今は部活のことだけ」「今は趣味の時間」というように思考をシンプルにさせてあげることが狙いです。

これを読んでいる中学生、また保護者の方は是非、「おうち時間割」を試してみて、今やるべきことに集中できる中学生を目指してください。


参考書籍


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夏に身に着けた学習習慣をキープできるか。9月のテーマですね。始業式がある最初の週が勝負です。

行事も目白押しの2学期ですが、オンとオフのメリハリをしっかりつけて学べる人を目指しましょう!

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