努力が習慣になればこわいものなし!勉強を習慣化するために今日から始める3つのこと。

query_builder 2023/12/08
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最近、中2の子にとにかく毎日1時間家での勉強時間をとろうという話をしました。いつも勉強を頑張っている子なのですが、宿題チェックの際に、塾の小テストの直前にまとめて勉強している様子が見られたのです。

宿題は終わっていれば「約束を守る」という視点ではもちろんOKなのですが、「学力を上げる」という視点でいくとドカッと一度にやるよりも、1度解いたものを出来るように繰り返すという部分が大事です。

今回の記事では、「直前に一気に」ではなく「コンスタントにコツコツ」勉強できるように、勉強の習慣化についてのコツを3つお話ししていきます。

勉強時間を固定する

なぜ時間の固定なのか

まずは勉強時間の固定です。人間の脳みそは毎日繰り返していることに対しては、負担を感じることなく動けるようになっています。歯磨きをして、風呂に入るのは、小さい頃は面倒くさかったかもしれませんが、今は習慣になっていますよね?

勉強も同じように、習慣=毎日やるものにしてしまえば、面倒くさいことはあっても「だからできなかった」ということは少なくなります。

その習慣化のために必要なのが、時間の固定です。平日は毎日学校へ行き、放課後には習い事や塾があり、週末には部活やクラブ活動・・・本当に忙しい中学生です。こうやって書き出してみると、社会人よりもやることは多いのが中学生だと感じます。

そんな毎日の中で、「時間が空いた時に勉強しよう」などと考えていると、絶対にそんな時間はやってきません。だから、勉強する時間を先に固定で作ってしまうのです。

平日

まずは平日です。いつも生徒に聞くのは、朝に固定するか、夜に固定するか、です。それぞれの生活リズムにもよると思うので、取り入れやすい方を選んでください。

両方を組み合わせてもよいです。通っている塾の宿題の量にもよりますが、一日1時間~1時間半確保できれば十分です。初めは1時間で良いので、まずは一週間毎日継続してみてください。45分になってしまう日が一日くらいあってもよいです。とにかく毎日やることが大切です。

朝の時間に勉強時間を作れる人は、学校に行く前に勉強時間を確保しましょう。朝から勉強することで、「自分はエライ!頑張っている!」と自己肯定感を高めて学校に行くこともできるのでオススメです。

朝起きてすぐだと頭が動かないので、朝食・身支度の後に勉強時間をとることをおすすめします。できれば、学校に行く準備がすべて終わってから机に向かえると良いです。ヒトの脳みそは、締め切りを意識するとより活性化すると言われています。夏休みの終了間際になって、急いで宿題を終わらせた経験がある人も多いのではないでしょうか?

8:00に家を出なければいけないから、7:55までに英語のワークをここまで終わらせよう」という目標を設定しやすいのでオススメです。

・朝食、準備を済ませて学校に行ける状態にしてから勉強!
・出発時間までの締め切り効果を意識しよう!

筆箱や教材をかばんにしまうのを忘れずに!

放課後

朝に勉強時間をとるのは難しい・・・という人は放課後に頑張りましょう。放課後に勉強時間を固定する場合には大きく2パターンがあります。それは、夕食前に勉強するか・夕食後に勉強するかです。

多くの人にとって、夜ご飯は一日の楽しみの一つでしょう。ご家庭によっては、みんなで話をしながら食事をすることもできます。この“まったりタイム”を勉強の後に持ってきたいか、前に持ってきたいかで勉強時間は変わります。

実際には、習い事やクラブ活動の予定で日によって変わるという場合も多いかもしれません。また、各ご家庭で夜ご飯の時間帯にも差があると思いますので。夕食の前後、どちらがまとまった勉強時間を確保しやすいかで考えてみてください。

夕食前に勉強する場合の例
17:30帰宅
18:00

19:30
勉強
19:45~夕食
20:30~娯楽
23:00就寝
夕食後に勉強する場合の例
17:30帰宅
~19:30娯楽
19:45~夕食
20:15

21:45
勉強
23:00就寝

就寝時間は23:00が望ましいです。課題などがあってどんなに遅くなる場合でも、日付が変わる前には布団に入るようにしましょう。

・勉強時間は夕食前or夕食後で固定しよう!
・娯楽の時間もとって良い!それでも23:00には寝る努力を!

週末

週末は平日よりも長めに勉強時間を確保できるのが理想です。部活やクラブ活動があっても、1時間30分~2時間できると最高ですね。

ただ、難しい場合は1時間になってしまってもよいです。とにかく勉強というものにふれることが大事です。大会前などで本当に忙しい場合には30分でも、15分でもよいです。勉強を習慣にすることが長続きするコツです。無理なく毎日の中に勉強時間を取り入れましょう。

予定が半日で終わるものなら、午前中か午後のどちらかで勉強時間を確保しましょう。その場合にも、平日と同じように、「出かける前の2時間」・「昼食後の2時間」というように、必ず「○○の前後」という設定の仕方を意識してください。

予定が終日かかるものなら、平日の夜と同じように勉強時間を組むイメージです。勉強時間をとっても、動画を見たりテレビを見たりする娯楽の時間は残っていることに気付くはずです。

是非、今週からトライしてみましょう!

・予定が半日なら明るいうちに勉強してしまおう!
・予定が一日かかるなら、夜は平日と同じ!

勉強する場所を固定する

ここまで、時間について細かく見てきました。次に固定するのは勉強する場所です。これも同じように、毎回同じ場所で勉強するように心がけていくと、勉強が習慣になりやすくなります。

勉強する机が自分の部屋にある人は自分の部屋で、ない人はリビングのテーブルなどになると思います。塾に通っている人は塾の自習スペースを使うのも良いですね。

教材を置いておこう

これは自分の家の中に勉強場所を用意できる人に限ります。なるべく机の上には勉強道具を置いておきましょう。ワークのような教材は学校や塾へもっていかなければいけないので、おいておくことはできませんが、筆箱やノートはできれば専用のものを用意してもらいように、保護者の方にお願いしてみましょう。

勉強しようと思ったらすぐにでもスタートできるようにするのが、勉強を習慣化するのに大切になります。なるべく準備に時間は書けないようにしましょう。

また、翌日の朝や学校から帰ってきてから勉強をする場合には、寝る前や学校に行く前に勉強する強化を決めて、椅子に座ったらすぐに勉強を始められるようにしましょう。何をやろうか迷っているうちに、それだけで脳が疲れてしまいます。座ってすぐスタート。そのための準備をするために場所を固定しましょう。

・勉強する場所は毎回同じ場所!
・次に勉強するものを決めておく。
・勉強に使うものはあらかじめ置いておこう!

勉強場所と自由時間の場所はできれば分ける

これはできればで大丈夫です。勉強する場所と、自分が自由な時間を過ごす場所は分けましょう。

例えば、勉強を自分の部屋でするなら、スマホをいじったりするのはリビングでやるようにするということです。今はスマートフォンがあるので、娯楽は場所を選ばずにできます。さすがに友達と電話したりするのは、1人の場所でないとできないかもしれませんが、電話をする機会なんてそこまで多くないはずです。(最近は通話しながらゲームするのが流行っているようですが…)

これも脳みその仕組みです。本来勉強する場所でそれ以外のことをしてしまうと、気持ちの切り替えが難しくなります。この場所に行ったらこれをする!というのを固定で作ってしまえると最高です。

・可能な限り勉強場所と娯楽の場所は分ける!

勉強を宣言・報告する

最後です。勉強を習慣にするためには、勉強することを周りの人に宣言しましょう。なかの良い友達や塾の先生に宣言するのもよいと思います。一番は家族に宣言するようにしてください。

上に書いたような、勉強時間の固定・勉強場所の固定も家族の協力がないとできません。少しずつ自分でできることが増えてきた中学生でも、ここは家族に応援してもらいましょう。

アプリもオススメ

最近は、SNSのアプリで自分の勉強の成果を「見える化」している中学生も多いようです。あまりInstagramに時間を使い過ぎるのは考え物ですが、一度「勉強垢(勉強アカウントのこと)で検索してみると、同世代の子たちが目標をもって勉強しているのがわかると思います。時には刺激になるはずです。

身近な友達に勉強を頑張り始めたのは言いたくないけど、ネット上で知らない人に見てもらう!というのも最近はありなのかなとも思っています。見知らぬ人とのやり取りの中で、トラブルに巻き込まれないようにだけ注意してください。

おすすめ勉強記録アプリ

学習総合サイト Studyplus(スタディプラス)

自分の勉強時間を入力すると、グラフになってそれが蓄積されていきます。勉強量が目に見えてわかるのでモチベーションにもつながりますし、どの科目をどのくらい勉強したのかが一目でわかるので、とても便利です。ホタル塾でも受験生にオススメしたところ毎日使っているようです。

スマホは預ける

さて、アプリの活用もオススメしましたが、スマートフォンの使用時間には気をつけましょう。少なくとも勉強をするときには、保護者の方に預かってもらうように自分からお願いしましょう。

なにも、中を覗かれるわけではありません。勉強する時間だけ預かってもらうだけです。中学生の力でスマホの誘惑を断ち切るのは無理です。スマホを触るのをガマンするエネルギーをその分勉強や他のことに注ぎましょう。

先ほどの時間の話でも伝えていますが、娯楽の時間はとっていいんです。大切なのはメリハリ。そして、そのメリハリをつけるために、中学生の意志の力ではスマホの魅力には勝てません。大人でも、TikTokで一日の時間を溶かしてしまう人が多いのです。

最初から誘惑と闘わず、周りの大人に協力してもらって、スマホを自分の手の届かないところに遠ざけましょう。

・勉強中は調べものにすら、スマホは使わないと誓う!

最後に

ここまで、勉強の習慣化に向けて今日からやるべきことを確認しました。習慣にするということは、自分の気分に関係なく決まったことだから取り組むということです。

勉強のやる気があるなんて、多くの人にとってはレアケースです。やる気は待っていても出てきません。やっていれば勝手にやる気は出てくるものです。

まずは手を動かす。そのための環境をつくることを大切にしましょう。


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