子どもが一日に過ごす時間が一番多い場所は家です。
学校でもなく学習塾でもありません。
なので、家庭学習の時間を少し工夫するだけで子どものやる気や成績はぐんぐんと伸びていきます。
今回はお母さんだからこそできる、家庭学習において成績を上げる魔法の勉強法を2つご紹介します。
ミスポイントを注意してはいけない!?
学校の先生や塾の講師でも同じですが、子供のミスポイントを先に注意してしまうのです。これは、NG行為です。
「子どもが間違いやすそうな問題」「生徒がミスしやすい方法」など、子どもたちが解く前に「この問題は〇〇のところが間違いやすいから気を付けて解いてみよう!」と、先に注意をしてしまう大人がたくさんいます。
家庭学習は間違えてよい場所です。子どもにはたくさん失敗・間違いをさせてください。
そもそも人間は、すんなり上手くいったことよりも、ミスを繰り返し苦戦したことのほうが記憶に残りやすいです。
あえて、大人がミスを見せてみることもとても効果的です。
わざと計算ミスをしていると、生徒が気が付き「先生そこの計算が間違っています!」と指摘をしてくれます。そうやって、ミスを共有することはとても記憶に残りやすいです。
ぜひ、あえて間違えて子どもが気付くのを待ってみてください。
子どもが先生になる!?
学習する上で最も効果的なのは「人に教えること」です。
学習方法で定着率が変化していきます。
それらを、図にまとめたものがラーニングピラミッドです。
ラーニングピラミッドに関する詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
「お母さんに教えて?」と言ってみてください。子どもが勉強しているとき、「この問題はどうやって解いたの?」「お母さんに教えて?」と聞いてみてください。低学年のうちは、子どもは喜んで教えてくれます。
高学年になってくるとだんだんと難しくなってくる…
教えてくれた後は、褒め言葉の「さ・し・す・せ・そ」を使って言葉をかけてあげてください。
さ「さすがだね!」
し「知らなかった!」
す「すごいね!」
せ「せんすあるね!」
そ「そうなんだ!」
子どもはお母さんに褒めてもらうと、さらに頑張って教えてくれるようになります。
家庭で子どもに説明させる習慣をつけてください。
そのためにもお母さんの力が必要なのです。学校や塾から帰ってきたときに「今日は何を習ったの?」と聞くだけでよいのです。
さいごに
ほかにも、ご家庭でできる子どものやる気の引き出し方や勉強法はたくさんあります。
今回お話しした内容はすぐに実践できますので、ぜひ今日明日お子さんが学校から帰ってきたときに声をかけてあげてください。
また子どものやる気の引き出し方や勉強法をご紹介しています。
ぜひ、他の投稿もチェックしてみてください。
・ミスしやすいポイントを先に注意してしまうのはNG行為
・わざとミスを見せて子どもに気が付かせる
・「お母さんに教えて?」言ってみる
・子どもに説明させる習慣をつける
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