国語は、長年続いていた問五の形式が変わったことが話題となりました。
AさんからDさんまでが会話をしている場面で、意見をまとめるという形での記述問題が出題されていましたが、2024年度の入試からは、複数テキストを用いた出題に変わりました。
ただ、形が変わった初年度だったこともあり、戸惑いはあったもののそこまで解きづらい問題ではありませんでした。
難化した原因は論説文と古文でした。
今回のセミナーで取り上げられたのは、問四の古文です。
とにかく難しかった。。。
古文は文中で登場人物名が変わるということをわかっていても、混乱する原因だったと思います。
また、選択肢の作り方も紛らわしかったです。
(イ)の問題では、古文の本文中に「零涙に及びて」と書かれているところに傍線が引かれていました。
涙の文字から、「泣いた」ということは理解ができても、その涙が悲しみの涙なのか、感動の涙なのかを前後の流れから理解できないと間違えてしまうという問題でした。
英語の記事でも書きましたが、言い換えの能力が問われています。
一つのことを複数の言い方で表現をする、また、それを読み取るという訓練が大切になってきます。
ホタル塾でも、ここを意識した授業づくりをしていきます。
平均点で見ると、国語がものすごく難しくなったというわけではないのですが、古文のここまでの難問が出題されたのは初めてなので注意が必要です。
小説文は、2019年の原田マハ「たゆたえども沈まず」が題材になったものが難しかったです。
また論説文は、2022年の問題や2024年の問題が取り組みづらい問題でした。
そこに古文の難問が登場しました。
これらが重なると、平均点がさらに下がると考えられます。
しかも、神奈川県入試は平均点が下がったからと言って、次の年に簡単にするかというとそうでもありません。
2014年と2015年には理科が続けて平均点30点台、2018年と2019年には社会が続けて平均点40点台でした。
さらに難しい問題が来ても驚かないように、準備していきましょう!
中学生の学年末テスト対策は1月27日(月)の週より順次開始します。集中的に学習量を確保するテスト対策を体験希望の方は、公式LINEからご連絡ください。
プチ情報やブログ・Youtubeの更新通知をお送りするLINEオープンチャットです。LINEをお使いの方であれば、匿名でご参加可能です。お気軽にご参加ください。
個別のご質問はこちらの公式LINEからご連絡ください。ご体験などのお問い合わせもこちらからお待ちしております。
ホタル塾
住所:神奈川県相模原市中央区
横山3丁目31−4 202
NEW
-
2025.01.17
-
2025.01.16【高校受験】公立高校...公立高校入試まで、あと30日を切りました。29と30...
-
2025.01.15【小学生・中学準備】英...前回の記事では、中学生の英語が難しくなっている...
-
2025.01.14【中学準備】小学生の...中学生の英語が難しくなった、と言われてもうずい...
-
2025.01.13【定期テスト・高校受験...あっという間に年が明けて、1月ももう半分が終わり...
-
2025.01.12【中学1年生】学年末試...【中学1年生】学年末試験、テスト対策は大丈夫? ...
-
2025.01.11【テスト対策】中学1年...【テスト対策】中学1年生の誤答分析ノートを紹介!...
-
2025.01.10【小学生】落書き?い...学校の宿題が終わったので、フリー学習の後半で...