2026年度神奈川県公立高校入試の、選考基準が発表されました。
相模原地域の公立高校は昨年から大きな変化はありません。
地域の公立高校の選考基準を一覧にまとめた画像を貼っておきます。
続いて専門学科です。
なぜ、選考基準を見ておくことが大切なのか?
大きく二つあります。
内申の価値が変わる!
当日の入試の得点と、中3の12月までに決まる内申で合否が決まるのが神奈川県入試です。※一次選考
その選考資料の比率が変わるということは、自分が持っている内申がどのくらいの価値を持つのかが変わるということです。
内申点を当日の入試得点に換算して考えたときに、内申重視の学校では、内申1点分が持つ価値が重くなります。
反対に、入試重視の比率の学校だと、当日の学力検査の得点が重みをもつということになります。
そのことを分かりやすく表にまとめました。
相模田名(7:3)のように内申重視の学校と、他地域にはなりますが、海老名高校(3:7)の入試重視の学校だと、内申1点が持つ重みが5倍以上変わってくるのです。
合格に向けて、必ず見ておかなければいけない数字だということがわかると思います。
学校が求めている生徒像をイメージできる!
同じ学力層の学校でも、選考比率が異なる場合があります。例えば、相模原高校と同じような学力帯の学校を並べてみると、表のように選考比率が異なっています。
よく比較される翠嵐と湘南も、選考比率は違うんですね。横浜翠嵐は特色検査の得点も3倍されるため、より学力を重視していることがわかります。
翠嵐湘南に次ぐ進学校である厚木高校は2次選考の比率が異なっています。
こうやって見ていくと高校ごとの特色が出ますね。
立地の問題もあるかもしれませんが、相模原高校は大和高校などをはじめとする偏差値65前後の学校と比べるとやや落ち着いた雰囲気の学校だと感じます。
内申:入試が5:5という選考比率は、真面目にコツコツと頑張れる受験生を求めているという学校からのメッセージだと捉えることもできます。
県相以外にも、相模原は他地域に比べて、内申:入試が5:5という学校が多いです。
公立高校への進学を目指すのであれば、下級生のころから内申に向き合うことが大切ですね。
今回の発表は、中3生はもちろん、中1中2も確認しておきましょう。
※神奈川県教育委員会のリンクを貼っておきます。
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