当塾では、中学生が月曜日の夜にオンライン上で集まって、2時間学ぶシステムをとっています。時間割には「オンライン自学」と記載しています。
今回の記事では、どのような内容を扱っているのかを紹介します。
目的 何のための時間?
①内申対策
最近の中学校では、定期テストの点数が良いだけでは必ずしも良い成績は取れません。定期テストの2~3週間前からの期間をどれだけ頑張っても、それ以外の単元テストや授業での取り組みを頑張らないと、最終的な評価は上がってこないのです。
以前は中間・期末と、テストが二回ありました。しかし、ここ数年では相模原市の中学校は定期試験が学期に1度になりました。最近の中学生は、終わったと思ったらすぐにやってくる単元テストや提出物に追われる日々を過ごしています。
こういった背景で、毎週月曜日にそこから始まる一週間の予定を確認し、学校で学んだ内容を中心に単元テスト・提出物の準備をするのが月曜のオンライン自学です。
②自学力養成
加えて、自学力を鍛えることも目的としています。どれだけ良い授業を受けても、どれだけ良い教材を使っても、最後は自学です。特に、高校受験本番の中3後期から高校進学後に、自学力が重要になります。
全員がオンライン上で集まることできっかけを作り、約45分×2の時間で、自宅で机に向かう習慣を身に着けることを目的にしています。
中学1年生の後半から中学2年生くらいになると、自分でやりたい内容をどんどん言ってくれるようになります。慣れるまではこちらで教材や単元を指定しますが、慣れると学校の課題や塾で出ている個別の課題など自分で進められるようになります。
ただ、何をやっているのかはこちらでも把握しておきたいので、何に取り組むのかは必ずチャットで確認をするようにしています。
内容 何をしているの?
さて、次にオンラインで何をしているのかを紹介します。
①授業態度と提出物の確認
このようなシートを一人一人に渡しています。毎週月曜日に授業態度を振り返りながら、動作レベルで何を改善すればよいのかを確認しています。
もちろん、内申獲得という目的もありますが、社会に出たときにどういった場面で活きるのかもしつこいくらいに伝えていきます。
その他、時期に応じて入試制度のガイダンスや勉強法のガイダンスなど、オンラインセミナー形式だからこそできる内容を振り返っていきます。
これらに加えて、月の一番初めの月曜日では、1か月間の予定の確認と振り返りを行っています。
中学生に身に着けてほしいのは、少し先の予定を把握して生活する“大人度”です。
「来週は部活の大会前で大変そうだ。だから今週頑張ろう!」
「友達と遊ぶ予定は3週間後の定期テストの後に約束しよう。」
こういうことを考えられるようになると、成績は上がっていきます。もちろん、できるようになるタイミングには個人差がありますが、きっかけを作り続けています。
さらに、定期テスト対策期間になると予定表はウィークリーで確認していきます。
まとめ
ここまで、月曜日のオンライン自学の目的とその内容をご紹介しました。当塾では、集団指導という形で学ぶ場の雰囲気を大切にしながらも、ひとりひとりが自立して一人前の学習者になれるように考えています。
・学校ワークをめちゃくちゃ進められた
・家からだから楽に勉強できるけど集中できる
・どうすれば授業態度が良くなるのかがわかるから試そうと思う
この他にも前向きな声が上がっています。
もちろん、体験期間ではオンライン自学も体験可能です。実際に体験したい方は、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
※実は今日も体験生のお子さんに入っていただきました。
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