2025年2月14日に行われた神奈川県高校入試。英語について感じたことをまとめていきます。
▶【国語】2025年度(令和7年度)の神奈川県高校入試問題を解いて感じたことを率直に。
全体的に易化か
リスニングは放送台本を読むことしかできていませんが、それ以外の大問は昨年と比べると取り組みやすくなったと感じます。
というより、昨年のものが難しくなりすぎましたね。それと比べると、問6が取り組みやすくなったという印象。
問7も昨年の時差が絡んだ問題と比べるとずいぶん解きやすい。とはいっても、焦っていると見落としそうなところもありますが。
※昨年度の問題も時差を求めるような問題ではありませんでした。
問8も、テーマは日本の食料自給率についてなので決して取り組みやすいものではないのですが頻出のテーマなのでどこかで触れたことはあったはず。見た目もここ数年と変わらずに、複雑なところもあまり見られないので、しっかりと対策した子は勝負できたのではないでしょうか。
知識をまだまだ出してくる神奈川県
長文が取り組みやすいものになりましたが、前半の問2から問5はやや難しいと感じます。
語彙を問う問題では、be proud of 「・・・を誇りに思う」が出題されました。単語だけでなく連語表現もしっかりと覚えていく必要があります。
問3も(ア)は文構造をしっかりとつかまないと、空欄直前のhaveに引っ張られて過去分詞を選びがちです。公立高校合格を目指すなら、中3で習う分詞・関係代名詞の高知修飾は早めにマスターしておくことが重要です。
(ウ)も前置詞を選ぶ問題なのでやや難度が高いか。細かいところまで理解している必要があります。
問4も相変わらずの難度。この問題を塾に通わない中学生が独学で解けるようになるのか。。。ポジショントークではないですが、現状学習塾に通ってゴリゴリ実力をつける勉強をしていないと、ハードな問題だと思います。
こちらはポジショントークなのですが、直前で扱ったオリジナルの問題に近い問題が出題されました!
上が今年の入試で出題された問4の(エ)
下が直前対策で扱った文法問題
入試ではmakeの用法も問われているので、レベルが高いですね。
他県の入試や大学入試を見ていると、読解力、情報処理力重視の傾向が強いですが、神奈川県はそこに対抗するかのようにこのように高度な文法問題や語彙問題を出題してきます。
中学1年生・中学2年生のうちから鍛えていく必要がありますね。
さいごに
一旦取り組みやすくなった神奈川県入試の英語ですが、来年以降の受験生は、2024年度並みの入試でも太刀打ちできるように力をつけていった方が良いです。
読解スピード、文法理解が求められるレベルの高い入試であることには変わりありません。
上位の高校を目指すならなおさら、英語(と国語)で安定して得点できることをは非常に重要なポイントです。
今日、試験会場で入試を受けた受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
特色検査が残っている人は、この土日でしっかりと英文に触れ、総合問題で時間配分の練習をし、頭を動かし続けましょう。
今日で受験勉強がひと段落した人は、いろいろと思うところがあると思いますが、まずはゆっくり休んでください。
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