八王子学園八王子高校、国語の入試対策(一般・特選)【神奈川の中学生向け】

query_builder 2024/09/18
ブログ画像

この記事では、相模原地域などの神奈川県の中学生向けに、東京の私立高校である八王子学園八王子高校の一般入試について紹介しています。

八王子学園八王子高校


八王子学園八王子高校は、JR中央線の西八王子駅が最寄りの私立高校です。橋本駅から20分ほど、上溝駅や相模原駅からも30分ほどで通学できるので、相模原から併願受験する人も毎年多い高校です。

コース別に分かれており、スポーツを頑張りたい子や勉強を頑張りたい子など、幅広い層の生徒さんが通っています。



10年ほど前までは、併願が取れていても不合格になることがあるという学校で、併願を八王子学園八王子高校にすることは敬遠されることもありましたが、現在はそのような制度は撤廃され、入試担当の方からも入試相談ができていれば(内申基準に達していれば)不合格になることはない、確約入試であるというお話を伺うことができました


ただ、特選入試を受けて、より高いコースに入って勉強をしたい人や、内申基準に達していても、一般入試に向けて八王子学園八王子高校の入試形式を知っておきたいという人は多いと思います。


この記事は、神奈川県から八王子学園八王子高校を受験する中学生やその保護者の方に向けて、英語の入試問題への対策を紹介していきます。

※下記のリンクでは八王子学園八王子高校についてまとめています。

国語の傾向と対策

八王子学園八王子高校の国語は、一般と特選入試で問題が重複している部分があります。そのため、一般入試と特選入試に分けてみていきます。

 一般入試の傾向 

大問出題内容時間配分の目安
1小説文 18分
2 論説文 18分
3 漢字の読み書き 4分

一般入試は大問3問構成です。

大問1は小説文です。設問形式はここ数年は毎年同じで、文中の表現の意味を正しく選ぶもの、40~60字程度の記述問題も出題されます。設問の大半はオーソドックスな4択問題で、登場人物の心情を読み取る問題です。


大問2は論説文です。こちらも設問は接続詞の空欄補充、傍線の説明などのオーソドックスな問題が大半を占めます。小説文と同様に40~60字程度の記述問題が出題されます。また、文法問題もこの大問中で一題出題されています。脱文挿入問題が毎年必ず一問出題されているので注意が必要です。


大問3は漢字の読み書きの問題で、読み取りが5問、書き取りが5問の計10問構成となっています。高校入試の標準レベルの出題です。



 一般入試の対策 

大問1の小説文は、選択肢がやや細かいものも含まれています。全体を通して一般入試は時間に余裕があるので、焦らずに選択肢をパーツごとに分けて、吟味をしていきましょう。記述問題も、下書きをして、書くべきことを整理する時間があります。正答に必要な条件を組み込んで、途中点を多くもらう意識で書いていきましょう。字数指定の8割に満たない文字数だと採点の対象外になるということなので、注意が必要です。


問2の論説文は脱文挿入問題があるので、先に設問を確認し、指示語や接続語を確認しておきましょう。設問の形式は神奈川県入試と異なるところがありますが、本文を読むことができれば、難度が高いわけではないため、特別な対策は必要ありません。記述問題がありますが、筆者の主張をまとめなおすものが多いです。傍線の直前だけでなく、段落の関係を意識して筆者が何を言おうとしているのかを過不足なく記述に落とし込む意識が大切です。


大問3は漢字の問題です。神奈川県入試ではマークシート式ですが、練習の段階では自分で書くようにしましょう。これは併願私立がどこであろうと関係なく、漢字の学習の際には自分で書いて練習することが大切です。その際に、熟語の意味や、漢字そのものが持つ意味を意識できると、論説文や小説文の読解に必要な語彙力にもつながるため、漢字練習の際には意味を理解することも怠らないようにしましょう。



 特選入試の傾向 

続いて特選入試についてみていきます。特選入試は大問4問構成です。一般入試に古文が追加される形です。

内容 時間配分の目安
1 小説文 18分
2 論説文 20分
3 漢字の読み書き 3分
4 古文 8分

特選入試の大問1大問2は、題材となる文章や大半の設問は一般入試と同じなのですが、一部の設問が追加になったり、差し替えられたりしています。


また、大問2の論説文には、一般入試にはなかった、生徒の話し合いの形式をとった設問生徒のノートを完成させる設問のような、思考力を問われる問題が追加されています。


問4の古文は他都道府県の入試問題と比べるとオーソドックスなものですが、神奈川県入試とは少し形式が異なります。かなづかいについての基本的な問題や、動作の主語を特定する問題が出題されています。



 特選入試の対策 

時間に余裕のある一般入試とは異なり、全体的にスピーディーに解くことが求められます。その中でも記述問題には時間を確保したいので、選択式の問題の吟味をより素早く行う必要があります。選択肢を部分吟味しながらスピード感をもって答えていきましょう。


大問2の論説文の最後の設問は、生徒の話し合いやノートを題材にした出題です。本文に関するものなので、あらかじめ目を通しておいて、関連する箇所に差し掛かったら解いていく臨機応変さがあると、正確に解きやすく、また時間短縮にもつながります。


2023年度の特選入試第2回では、意味段落についての問題も出題されました。こちらも、先に設問を確認しておくことで、時間内に正解する難度がぐっと下がるので、50分の中での動きについても、過去問演習を通して練習しておきましょう。


大問4の古文は神奈川県入試の4つの設問の形式だけでなく、様々な形の問題に触れておきましょう。古文は、八王子学園八王子高校の過去問をはじめ、高校受験用の問題集を一冊解いておくと、本番に困ることはなくなるでしょ言う。


一般入試と異なるのは時間的余裕の有無です。普段から読解スピードを意識しましょう。とはいえ、神奈川県公立高校入試を50分間で解ききれるのであれば、問題ないレベルです。

神奈川県入試対策で間に合うか

この記事は、相模原市などでJR横浜線沿線に住んでいて、神奈川県内から八王子学園八王子高校の受験を考えている人向けに書いています。魅力的な私立高校なので、神奈川県から併願校として受験する人も毎年多い学校です。


神奈川県の公立高校を第一志望として入試対策を行っている中学3年生が、八王子学園八王子高校に合格するために特別な対策が必要なのかどうかを見ていきます。


結論、神奈川県入試が第一志望でも対策は十分に可能です。問題形式に違いはあるのですが、標準的な難度の問題が多いため、特別な対策は必要ありません。


ただ、特選入試の合格を狙うなら、年内に古文の問題集は一冊解いておけると、年明けからの過去問演習が楽になります。


あとは市販されている過去問題集を時間を測って解いて、時間配分を身体に覚えさせることです。八王子学園八王子高校を受験する人は、年明けくらいから少しずつ過去問に取り組むことを目標に戦略を練りましょう。



【私立高校受験】過去問題集はどちらを買う?東京学参と声の教育社を塾講師が比較してみた!

----------------------------------------------------------------------

小学生のお問い合わせをいただくことが増えてきています。中学生のスタートダッシュに向けて、一緒に勉強習慣を身に着けていきましょう!中学生は定期テスト対策が始まります。2学期のテスト対策も始まるので、お早目にご連絡ください!

----------------------------------------------------------------------


プチ情報やブログ・Youtubeの更新通知をお送りするLINEオープンチャットです。LINEをお使いの方であれば、匿名でご参加可能です。お気軽にご参加ください。


ホタル塾オープンチャットはこちらから




個別のご質問はこちらの公式LINEからご連絡ください。ご体験などのお問い合わせもこちらからお待ちしております。


公式LINEはこちら



ホタル塾

住所:神奈川県相模原市中央区

   横山3丁目31−4 202


----------------------------------------------------------------------