【最新版】令和6年度(2024年度)神奈川県高校入試英語の問題は難化した?トピック紹介!

query_builder 2024/02/13
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2024年2月14日、神奈川県の公立高校入試が終わりました。特色検査が残っている人はもうひと踏ん張りですね。

この記事では、英語の問題を解いてみての所感を紹介していきたいと思います。ひとまずは試験当日の夜の時点でのものです。県全体での平均点が発表されたら、また詳しいものも出したいと思います。

見た目は今まで通り

見た目は例年通りでしたね。大問構成は変わらずです。設問数と配点もこれまでと変わっていません。

問1リスニング
問2単語補充
問3文法-空欄補充
問4文法-語順整序
問5条件英作文
問6スピーチ文読解
問7活用型読解
問8対話文読解

ただ、取り組んでみると、「あ、平均点は下がるな」というのがわかります。一体何が難しくなったのでしょうか?

語彙が難しくなった

3年前までの入試では、問2は単語の頭文字だけが与えられている記述問題でした。そのため、周囲の分からどの単語が入るのかを推測する力は求められていましたが、単語自体の難しさはありませんでした。

こんな感じです。

令和3年度入試

2年前からは選択式になり、問2は配点が低いものの、得点源の大問になった印象でした。ただ、昨年2023年度入試からは、マーク式に変わりはないものの、短めの対話文の中に空欄がある従来の形式から、独立した3問の問題形式に変わりました。これにより、確実に英文を読めないと、文の流れから単語を推測するのが難しくなりました。

そしてこれが今年、令和6(2024年)度の神奈川県の問題です。

令和6年度入試

(ア)1文目に「誰かが私の家の隣の家に引っ越してきた」とあるので、neighbor「隣人」を選びます。

(イ)「あなたの意見をインターネットで共有する時には、あなたの言葉が誰かの気持ちを傷つけるかもしれないことを覚えておかなければなりません」という文です。

(ウ)空欄の後ろに、その会社が良い製品を低価格で販売していることが書いてあることから、succcessful 「成功した」が入ります。

これらの単語がものすごく難しいというわけではないのですが、昨年の出題がheavy「重い」weather「天気」introduce「紹介する」だったことを考えると、難化したと言ってよいでしょう。

2024年度の公立高校入試を受けた現中学3年生が、初めて改訂後の教科書で中学3年間を学んだ代です。国の英語教育の目標が引き上げられ、特に単語数の増加が話題を呼びました。

尊敬する、小田原の個人塾、慧真館りんごくんこと岸本先生が、以前に長文の語彙の難化を予想されていました。語彙はこの問2や長文だけでなく、すべてにかかわってくる土台です。単語の暗記から逃げてはいけませんね。。。

文法問題は依然難度が高い

全国的に文法問題が減少している中で、神奈川県入試では文法問題が独立した大問としてしっかり問われています。今年も、問3適語補充、問4語順整序、問5条件英作文のラインナップは変わりませんでした。

問3の(エ)〈前置詞〉againstはなかなか見ない知識問題だったと思います。前置詞のコアイメージの理解も求められていますね。

長文の内容が高度に

問6のスピーチ文も見た目はほとんど変わっていません。むしろ、見た目には短くてうれしいと感じた人もいたのではないかと思います。ただ、これも解いてみると例年よりは難しく感じますね。

今年の問題の内容は、木を植えることによって洪水が起こるのを遅らせる仕組みについてでした。ちなみに、例年のスピーチのテーマはこんなラインナップです。他県の入試を解いていてもよく出てくるテーマです。

2023年人工知能
2022年地元の商店街の取り組み
2021年フードロス
2020年ビニール袋

今年のものも、確かによく出てくる話題ではありますが、少し科学的だったなという印象です。生徒のスピーチという設定は変わらないのですが、イメージしづらい部分はあったのではないでしょうか。

コンクリートに覆われていると、雨が降っていると短時間で洪水が発生するが、植物があれば地下に雨水を一時的に蓄えることができ、洪水が起こるのを遅らせることができる。

このような内容です。背景知識があると読みやすいですが、少々高度だと感じます。

そして、下位~中堅層の英語があまり得意ではない子も絶対にとりたいグラフの問題が若干変わりました。今年は(ア)でした。

これまでは一つのグラフを見て、読み取ったものと適する選択肢を選べばよかったものが、今年は、From the information in Graph1 and Graph2 といったように、二つのグラフを見てわかることを答える問題になりました。

落ち着いて取り組めば、頭の使い方は変わらないのですが、過去問でこの種類の問題に勝ったり負けたりを繰り返してきたレベルの子は、焦ってしまったのではないかと思います。

相模原地域で言えば、上溝高校の受験生にはここくらいまで取ってほしい。でも、相模田名や相模原城山、上鶴間高校の受験生の中には、普段はここは得点源だったのに今日はわけわからなくなってしまった… という子もいるはずです。

一つ、ポイントになったところではないかと思っています。問8の方のグラフの問題はいつも通りやれば得点できたのではないでしょうか。

短いわりに、手ごわいなと感じる問6でした。(イ)と(ウ)は例年通りでしょうか。

共通テストを意識している

問7は今年に限ったことではないのですが、やはり面倒くさいですね。ミスリードがちりばめられています。短い中でも読む体力を削りにきますね。

(ア)を日本語にしてみました。日本語にしても複雑で、小学生にはよい難度の問題なので、今度扱ってみようと思っています。

英語を読む元気がない人も、下の画像で試してみてください。複雑なのがわかると思います。県立相模原中等や平塚中等の適性検査のようです。

英語力と、英語を使って読んだ内容を整理する力が問われています。ここは大学入試の共通テストを意識したつくりになっています。

(イ)も、左側の文章を読んで右側の要約を埋めるという形式でした。こちらは効率よく読むようにすると突破が早くなりますね。母国語ではない英語を使ってこのような問題を解くので、相変わらず手数が多くて疲れる問題だと感じます。


問6で思ったよりも時間をとられ、問7でもつまずいたという人は、問8にかける時間が少なくなってしまったのではないでしょうか。

問8は例年通りだと感じます。問8に時間をかけられなかった人は、全体的に点数が厳しくなりそうです。

まとめ

・語彙が難しくなっている(問2・問6・問8)
・引き続き情報処理力を問う問題(共通テストを意識)

これに加えて、思ったより長文が長くなかったというのが今年の入試の感想でした。もっともっと文が長くなっても不思議ではありません。

中1中2の頃から読解力を鍛える意識が必要です。下級生は、まずは教科書学習を大事にすることからスタートです。

また、今日から次の受験生のスタートです。まずは私たちが問題を分析して、次年度のカリキュラムと指導内容をもう一度考えるところから始まります。

新中3で塾を探していて、公立受験をしたいけど今から大手に入るのは怖い…という人は是非ご連絡ください。少人数制の集団で、1年後に向けて一緒に頑張りましょう!

受験生へ

ホタル塾の生徒には、今年は特色検査を受験する生徒はいませんでした。そのためこれにて2024年度の入試は終了。あとは28日の発表を待つのみです。

これを読んでいる人の中に、特色検査や面接が残っている人は、気持ちを切り替えて最後までやり切ってきてください。ひとまず一日目、お疲れさまでした。

5教科の学力検査で受験が終わったという人もお疲れさまでした。「今年は難化した」というつぶやきがXで流れていますね。実際のところは結果が出てみないとわかりません。

結果は誰にもわからないので、今日まで頑張った自分をねぎらって、今日はゆっくり休んでください。

そして、またすぐに高校に向けての勉強が始まります。この時期の過ごし方が本当に大事なんです。せっかく身につけた勉強の体力、知識、今までほどがつがつやる必要はないのでコンスタントに勉強を続けていきましょう。


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小学生は1学期も終盤に差し掛かります。夏休みは1学期の学習内容の総復習です。


中学生は定期試験が終わり、8月の全県模試まで予習と復習を繰り返しています。

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