中学2年生では、次の定期試験に向けてA4用紙250枚を配布することになりました。
この紙は単なる紙ではなく、「自分の手で問題を解く体験」を重視するための学習ツールです。
普段のノートのように冊子状になっているわけではないので、ただ渡すだけで終わらせるのではなく、効果的な使い方の説明を行った上で取り組んでもらいます。
具体的には、問題集やテキストを使うときには、同じ単元の問題をまとめて解く、解答や考え方を隣のページに整理するなど、「紙を最大限に活用する方法」を学んでもらいます。
こうすることで、ただ解く作業ではなく、理解を深めながら自分の学習内容を可視化できるようになります。
そして、問題集やテキストには、解いた日付をページ番号の横や目次に記入したり、できなかった問題やミスした問題に付箋でメモをしたりしてもらいます。
紙だけでは整理がしづらいので、テキストの方で整理をするようにしてもらいます。
今回の取り組みは、テスト対策期間よりもさらに前倒しで行います。
この方法を取ることで、早い段階から問題演習に慣れ、分からないところを見つけては修正するというサイクルを繰り返せます。
結果として、試験直前に慌てることなく、余裕をもって学習を進められるようになります。
ただ紙を渡すだけでは、生徒のやる気を引き出すことは難しいと考えました。
そこで今回は、スタンプラリー形式で学習意欲を引き出す工夫を取り入れました。
スタンプ獲得のルール(例)
・A4用紙5枚使用 → スタンプ1個
・塾に来たら → スタンプ1個
・確認テストで8割以上 → スタンプ1個
・確認テストで満点 → スタンプ2個
この他にも、生徒の取り組み状況や目標達成度に応じてスタンプを追加するルールや、ご褒美の内容も随時更新していく予定です。
この取り組みの目的は、「やらされる学習」から「自分から取り組む学習」へ生徒の意識を変えることです。
A4用紙を使いきった達成感やスタンプがたまる楽しさ、 確認テストで成果が出る喜び、こうした小さな成功体験を積み重ねることで、生徒が学習に前向きになり、結果として定期試験での点数アップや成績向上につなげたいと考えています。
また、早めに演習を始めることで、苦手単元を早期に発見し、克服する時間を確保できる点も大きなメリットです。
新たな取り組みにはなりますが、スタンプラリー形式で楽しみながら学ぶことによって、「やらなきゃいけない」から「やりたい」へと学習の意識が変わることを目指しています。
体験授業や学習相談も受け付けていますので、ぜひ公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
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