【小学生・集団指導】小学生算数の苦手をなくす10問テストを細かくご紹介。(No.9)

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小学6年生、算数の授業で思考力を鍛える問題にチャレンジしました。


小学生算数の授業冒頭に行っている10問テストで、思考力が必要な問題を出題しました。


10問とも意図して作成してあります。(1)から見ていきましょう。

(1)4桁のたし算でウォーミングアップ。すべての位で繰り上がりが起こるので、そこに注意しながら計算ミスなく解くことが目的です。


(2)計算の順番を間違えないようにする練習。もちろん、計算の順番は理解していますが、大人でも稀にミスをしてしまうものです。あえて最後を「×0」にすることで、ミスを誘発する問題にしました。少し、意地悪でしたかね。


(3)(4)帯分数のたし算ひき算。整数部分と真分数の部分で、繰り上がりや繰り下がりが起きるように問題を作成しました。難しくはありませんが、ミスをしやすい問題なので、引き算では、やり方の確認をテスト終了後に行いました。


(5)工夫して計算をする力を身に着ける問題。単純に、かけ算とたし算をすれば答えを導けますが、工夫することで簡単に答えを導くことができます。この考え方は、中学高校、大人になっても役に立つ考え方です。


(6)3つの数の最小公倍数を求める問題。倍数と約数は春期講習でおさらいをした内容でした。しっかりと定着しているのかの確認をしました。そして、最小公倍数は小学6年生で習う、通分が必要な分数の計算に必要な知識になっていますので、このタイミングで確認をしました。


(7)割合の文章問題。割合も春期講習でおさらいをした内容です。食塩水の濃度の問題や値段や人数の問題など、幅広く学習しました。こちらも、しっかりと定着しているかの確認として、1問出題をしました。


(8)奇数偶数の文章問題。簡単な知識だけでは解けない問題です。少し思考力が必要な問題ですが、奇数偶数の性質や仕組みを深く理解することと、思考力を鍛える目的として出題しました。


(9)速さの文章問題。池の周りを2人が回っている問題、中学数学でもよく見る問題ですね。道のり、速さ、時間の関係性はすでに学習していましたが、思考力が必要な文章問題になると、どのように解いたらいいのか思いつかなかったりします。このような頻出問題はパターンとして解法を覚えてしまって良いと思います。もちろん単純な暗記ではなく、解法の手順を理解した上で解法パターンを覚えましょう。


今回の10問テストは以上のような内容で行いました。毎回、意識していることとして、5問ほど今までの計算問題などの確認問題、3問ほど最近の内容の復習確認問題、2問ほど思考力が必要な問題になるようにしています。


保護者様から「割合が苦手なので確認してほしい」「計算ミスをよくしてしまうので見てほしい」などのご要望があった際は、ご要望に沿った内容で問題を作成することもあります。

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