高校の無償化についてのニュースをよく目にするようになりました。先日の記事では、相模原から通える主な私立高校の学費をまとめました。
▶【私立高校・授業料】相模原から通える私立高校の学費を比較してみた。
無償化はあくまで”実質”無償化であり、授業料にのみ補助が出るというものなので、注意が必要だという内容でした。また後日、詳細をまとめなおそうと思います。
さて、今回は各私立高校の費用を調べていく中でわかった、公立第一志望の場合の私立高校の入学手続き金についてまとめていきます。
高校受験は大学受験とは異なり、浪人がほぼない受験制度です。公立高校入試やオープン入試(当日の点数で合否を決定)を実施する私立高校にトライする場合も、併願という形で私立高校合格を確保したうえで本命を受験します。
このようなシステムの中、合格が出るのが私立高校の方が早いので、公立高校の合否がわからない状態で、私立高校の入学手続きを進める場合もあるのです。
そこで気になるのが、入学金ですよね。多くの私立高校では、入学手続き金の入金をもって入学手続きの完了となっているようです。
公立の合否がまだ出ていない状況で、「おそらく受かっているだろう」で手続きをしないのは危険すぎます。かといって、通わないかもしれない高校にどれだけの金額を振り込むのかは気になるところです。
この点の対応について、相模原から通学する人が多い私立高校をまとめると、下の3パターンに別れました。
①全額延納可能(光明相模原、向上、横浜隼人など)
併願私立に選ばれることの多い高校が並びます。ただ、相洋高校と並んで西湘地域で多くの受験生を集める平塚学園は7万円を前納ですので、「高校による」ですね。
②一部入金(麻布大附属、桐蔭学園、東海大相模、日大藤沢、桜美林など)
数で言うとこのパターンが多いですね。金額は5万円が平均でしょうか。入学金が20万円を超えるくらいのところが多いので、だいたい20%から25%を先に納めるということになっています。
③手続き期間が公立発表後まで(横浜翠陵、八王子学園八王子、八王子実践など)
神奈川県内だと横浜翠陵高校は珍しいでしょうか。東京ではメジャーなのかもしれません。
どのパターンでも、公立高校の合格発表後、すぐの納入が求められているので準備は必要です。
今回まとめた「入学手続き金」の扱いで志望校が左右されることはないと思いますが、受験期には気を付けたいポイントの一つですね。
今後も相模原地域から高校受験を志す方のために情報発信していきます。参考になれば幸いです。
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