【神奈川県公立高校入試】2025年度入試の理科を解いて感じたこと

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2025年度入試 理科

 出題内容と配点 

大問番号 出題内容 配点
大問1 物理小問 9点
大問2 化学小問 9点
大問3 生物小問 9点
大問4 地学小問 9点
大問5 物理大問 16点
大問6 化学大問 16点
大問7 生物大問 16点
大問8 地学大問 16点

大問数は8問と昨年と変わらず、小問数34問と昨年より2問減りました。解答形式は昨年と変わらず、マーク形式でした。


出題傾向や出題順、配点なども含めて、全体的に大きな変化はありませんでしたが、解いてみて感じたことをお話していきます。

 各大問で感じたこと 

大問1大問2

初めの大問2つは、基本的に難易度や出題のされ方、問われ方なども含めて例年通りでした。


理科の第一問目、大問1の(ア)で少し見慣れない問題でしたが、光の進み方(屈折)をきちんと押さえておけば、クリアできた問題でしたね。見慣れない問題だとしても、基本をしっかり押さえておくことで、解ける問題が増えます。



大問3

この大問には、気になった問題がありました。(イ)の問題です。脊椎動物の特徴という、生物分野の基礎中の基礎といっていいくらいの知識があれば理解できますが、その知識にパズル的要素がプラスされた問題でした。問題用紙に表が書かれていたので、表を上手く活用していくと整理が付けやすいので、そのように解いた受験生が多いかと思います。



大問4

この大問では、(ウ)の問題が気になりました。問題自体は複雑でもなく、簡単な知識と問題文の読み取りで解けますが、やはり視覚の性質上、文章よりも大きく書かれている図に注目が集まってしまい、問題文中の大切な一文を見逃してしまうことがあります。今回の問題では、図で書かれれているのは〈日本が冬至〉のときの図で、問われているのは〈1年間の間〉なので、書かれている図のみで考えてしまうと、間違った選択(5番)をしてしまいます。問題文もきちんと読み込むように心がけましょう。



大問5

この大問では、(エ)(ⅱ)の問題が少し気になりました。小球の動きのイメージと実際の動きが異なっていると間違えた選択(1番)をしてしまいます。考えていることが実際は違っていることはよくあるので、習った知識をフル活用しながら整理していきましょう。



大問6大問7大問8

最後の大問3つは例年と似たような形式の問題でした。大問5も含めてですが、大問5~大問8は〔実験〕内容や〔観察〕内容と表やグラフの〔結果〕を照らし合わせながら解き進める必要があります。学校内容だけでは学びきれないので、過去問や模試などで整理する力を訓練をしましょう。




全体的に大きな変化はありませんでした。難易度もあまり変わらなかったかなと思います。


ただ、初見の問題がいくつかありましたので、もしかすると平均点は下がるかもしれません。



受験生の皆さん。お疲れ様でした。


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