【私立高校訪問】日大明誠高校の新校舎を見学してきました。

query_builder 2024/10/16
中学生 受験
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日本大学明誠高校(以下、日大明誠高校)は山梨県上野原市にある日本大学付属の私立高校です。山梨県と聞いてかなり遠いところをイメージするかと思いますが、実は在籍生徒数の10%以上、人数にして100名以上が相模原市内から通学しています。相模原市をはじめとする県北地域に住んでいる方は、ぜひ続きをご覧ください。




アクセス

やはり一番初めに気になるのはアクセスでしょう。最寄り駅はJR中央線の上野原駅です。上野原駅はJR八王子駅から5番目の駅です。高尾を出ると、相模湖駅、藤野駅に次いで上野原駅と並んでいます。山梨県ではありますが、かなり高尾・相模原寄りなのです。



JR横浜線・相模線の橋本駅からは1時間かからない程度で上野原駅に到着するので、学校に魅力を感じれば、受験校の候補に入る距離です。


幅広い地域から生徒さんが集まるので、中学からの関係性などはほとんどリセットされるということでした。新たに環境を変えたいということで、日大明誠高校を選ぶ人もいるというお話がありました。

日大明誠高校は富士急バスと連携しており、上野原駅からはスクールバスではないのですが、直通バスが出ています。定期券を購入して、学校が手配した登下校時間に合わせたバスに乗るということです。


見学した日は高校3年生の内部推薦の発表日ということで、イレギュラーな登校時間でした。そういった場合にはバスの本数は少ないのでしょうか。バス通りを歩いている生徒さんも多く目にしました。


どのくらいかかるのだろうと、帰りは歩いてみると、だいたい20分ほどでしょうか。行きは上り坂になるのでプラス5分くらいかかるかもしれません。先生も、朝練や部活終わりの時間にはバスがないことがある、とおっしゃっていましたが、歩きでもそこまで苦ではないかなというのが個人的な感想です。もちろん、バスがあればよいのですが、高校に通うと考えたらこのくらい歩くことがあるのも珍しくないだろうという感覚です。


完成したばかりの新校舎

実は、今回の高校訪問は説明会というよりも新校舎見学会という意味合いの強い者でした。もちろん、入試制度についての説明もしていただいたので、後ほど紹介しますが、とにかくきれいで開放感のある校舎が印象的でした。


「つながり」をテーマに学校運営を改革されてきた、日大明誠の最後の大きな取り組みが校舎の新設でした。校舎のいたるところには生徒同士や先生と生徒が話ができるようなイスとテーブルが並び、壁はガラス張りのところと壁そのものがホワイトボードになっているところとに分かれていました。


ちょうどオーストラリアへの修学旅行を控えた高校2年生のフロアを見せていただいて、廊下の壁(ホワイトボード)には、一大行事を待ちきれない生徒さんのわくわくをリアルに感じ取ることができました。



グラウンドも人工芝のものが完成しており、体育祭はここで行われるようです。緑に囲まれた場所の中にこれだけの施設があると、やっぱり私立高校は施設がきれいでいいなぁと思わされます。


部活動が盛んで、いろいろな部活動が入賞や関東大会出場を決めているのが、廊下の掲示から伝わってきます。野球部の専用球場も敷地内にありました。



高い内部進学率

日大明誠高校はその名の通り、日大の付属校です。普通コースと特別進学コースを合わせた学校全体の日大内部進学率は7割以上です。



残りの3割が指定校推薦で他大学へと進学するということでした。また、総合型選抜を受ける生徒さんも毎年いるそうですが、他校と比べると総合型選抜の対策をする生徒さんが少ないので、より手厚い指導ができているということでした。


それだけ、日本大学への進学を前提に入学する人が多いということだと思います。実際、入試担当の小泉先生もおっしゃっていました。


資料を読むと、他大学への進学を目指すカリキュラムで学んでいるはずの特別進学コースの方が内部進学率が高いので、「指定校推薦の枠が特別進学コースにはないのでは?」と思って質問したのですが、進学における条件の違いは全くないとのことでした。

併願受験で入学してくる人を中心に、より高いレベルで学びたいという意欲を持った受験生が特別進学コースに入学するそうですが、それでも入学時から日大へ進学するつもりで日大明誠高校に入学する人が多いそうです。


日大付属校に通っていても、同じく日大付属校に通う同学年の中で相対的な学力が低くなると、希望の学部に推薦をもらうことができません。そうすると、内部進学率は下がってきます。


当然、推薦枠を勝ち取れるかどうかは学校の序列ではなく個人の学力順なのですが、3年間過ごす環境がその子に与える影響は大きいです。伸びる環境にいれば、少しずつでも学力はついていきます。そういった意味では日大明誠高校は、オール3より少し高いくらいの学力の生徒を受け入れて、日大の希望の学部への内部進学を勝ち取れるくらいにまでしっかりと育てている学校だといえます。


「さすがに、獣医学部などの難関学部は話が別ですが」と先生がおっしゃっていました。それでも「外部から一般受験で目指すよりも、内部進学で目指す方が多少の入りやすさはあります。」というお話だったので、日大にやりたいことにかなう学部があるが、学力が日大三高や日大藤沢高校には届かないという受験生はぜひ、自身でも詳しく調べてみてください。


内申基準

さて、最後に日大明誠高校に入るための学力基準を見ていきましょう。


神奈川県の制度と違い、併願も推薦入試に含まれます。神奈川県の私立高校が採用している「併願の書類選考」のようなイメージです。


中学校との入試相談の結果を尊重し、よほどのことがない限り不合格にはならないということで、14年勤めているという先生も不合格の例は聞いたことがないとおっしゃっていました。


 推薦入試 

試験内容は書類と面接です。



特進:20/25
普通:18/25 or 30/45
加点なし

特進:21/25 
普通:19/25 or 31/45
5科に1点、9科に2点まで加点あり。

※/25は5教科、/45は9教科

※9科すべてに「2」がないこと



 一般入試 

英語・数学・国語が各50分で100点満点、合計300点満点の入試があります。英語にはリスニングテストが含まれます。


こちらは点数によっては不合格が出る入試なので、神奈川県の入試制度に合わせるとオープン入試と考えるとわかりやすいかと思います。


2024年度入試の合格最低点は特進で200点弱、普通で160点程度でした。


ただ、この一般入試にも優遇制度(話を聞くと推薦と同様実質確約に近い)があります。2回ある入試の第1回に優遇登録という制度を使用します。


優遇登録は、内申のみで判断してもらえる偏差値不問型と、内申と中3の8月以降の模試の偏差値がみられる偏差値併用型があります。偏差値併用型は、どちらも基準を超えていることが条件になっています。


もし一般入試の優遇登録制度を利用するとなると、偏差値併用型を使用する受験生が多くなると思います。資料にはVもぎかWもぎの偏差値を使用すると書かれていましたが、確認したところ、神奈川全県模試の偏差値もそのまま利用できると言うお話でした。

おわりに

簡単ではありますが、日大明誠高校について紹介してきました。


神奈川県相模原市の中央区や緑区に住んでいて、知っている人が少ない高校に行きたいという人や、日大のような有名大学の付属校に行きたいという人にはおススメの高校です。


所在地が山梨県なので、高校受験案内でも目立たないところに掲載されていることが多く見落とされがちですが、興味のある方はぜひ一度調べてみて、足を運んでみてください。

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