【主体性】理科のレポートはこう書け!

query_builder 2024/08/26
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こんにちは。理系担当の牧です。


今回は、小学生だと長期休み課題などで出される理科の自由研究、中学生になると理科の授業中に行う理科の実験や観察レポートなどのおススメの書き方をお話していきます。




レポートの構成


まずは、レポートの構成をお伝えします。

レポートの構成は6つからなります。


1.研究のテーマ

2.研究を行おうと思ったきっかけ

3.研究の方法

4.研究の結果

5.今回の研究を経て、次回どんな研究をしたいのか



初めの4つまではほとんどの人ができていると思いますが、5つ目がかけていない人が多いです。絶対に書かなければならない内容ではありませんが、話題になっている通知表観点の「主体的に取り組む態度」の評価をよくするためにもやっておきたいものになります。


ひとつの研究を例に出しまして、それぞれお話をしていきます。



1.研究のテーマ

太陽の光だけで水は何℃まで温まるの?


読み手の興味をひくようなテーマ設定にしてみましょう。


2.研究を行おうと思ったきっかけ

最近は外が暑くて、外に出かけたときに、ペットボトルに入れていた水が温かくなってしまっていて、飲めなかったことがあった。そのときにずっと外に放置したら何℃まで温まるのか気になった。


研究を行おうと思ったきっかけは、自由研究のテーマに選んだ理由を書く項目です。 「日常生活の中で疑問に思ったことや、人の話やテレビなどを見ていて気になったことなどの、きっかけを具体的に書きましょう。



3.研究の方法

■用意するもの

・水の入ったペットボトル3本

・温度計3本

・アルミホイル

・タオル

・輪ゴム適量

まずは、研究に使用するものを書きましょう。


■手順

➀水の入ったペットボトルを3本冷蔵庫で冷やしておく

➁1本は何も巻かず、残りの2本は1本ずつ、アルミホイル、タオルで巻いて輪ゴムでとめる。

➂3本それぞれの水の温度を測っておく

➃温度計をそれぞれのペットボトルに差しておく

➄日当たりの良い場所において、30分後と1時間後にそれぞれの水の温度を測る。

研究の手順を番号をふりながら、箇条書きにしましょう。



4.研究の結果

・アルミホイルを巻いたペットボトルよりも、タオルを巻いたペットボトルのほうが温度が低かった。

・何も巻いていないペットボトルが1番温度が高かった。


研究結果をまとめる項目です。表を使ってまとめたり、植物や生物の観察をした場合は図を描いてまとめましょう。



5.今回の研究を経て、次回どんな研究をしたいのか

これから外に出かけるときはペットボトルにタオルを巻いて、飲み物がぬるくならないようにしたいと思いました。

他に、もっと冷えた状態が保たれるものがないか、研究したいと思いました。


今回のお話のポイントとなる項目です。研究を終えて、感想と課題を書きます。

今後はどのように研究をしたいのかを書くことで、研究への関心と意欲を感じられます。

中学生は「主体的に取り組む態度」の評価を上げるためにも、理科レポートを書く際は、今回お話したことを意識してみてください。




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夏に身に着けた学習習慣をキープできるか。9月のテーマですね。始業式がある最初の週が勝負です。

行事も目白押しの2学期ですが、オンとオフのメリハリをしっかりつけて学べる人を目指しましょう!

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