新中学1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今年は桜の開花が遅く、上溝中前の坂下の桜も満開でしたね。満開の市役所さくら通りでも、中央中の新入生と思われる親子連れの方が歩いているのを目にしました。
今回の記事では、人生で初めて定期テスト(一斉テスト)を迎える新中学1年生向けに、普段の授業からやっておきたいことを、紹介していきます。
先生が強調した部分のチェック
小学校の頃は、学校のテストはいわゆる下の画像のようなカラーテストと呼ばれるものでした。このカラーテストは業者が作っているもので、小学校の先生が作った問題ではありません。
中学校の定期テストは、問題は授業をしている先生が作ります。そのため、先生によっては少し変わった問題が出ることもあります。
ただ、定期テストは学校で学んだ内容の到達度確認のために行われるものなので、多くの場合、学校の授業の内容が出題されます。(たまにハイレベルな初見問題を出題する先生もいるので何とも言えないのですが。。。)
授業を作る先生がテストを作るということは、当然授業内で先生が強調した部分がテストに出やすいということです。
「これはテストに出る」と言ってくれることもあります。とにかく、その部分を聞き逃さないようにして、自分の手元にある教科書やノート、プリントに記録しておくことが大事です。
試験前になって勉強するときに必ず役立ちます。
〇 先生が強調した部分はわかるようにしておこう!
技能科のプリントをまとめておく
中学生になると、教科が細かく分かれるため9教科の勉強をすることになります。学力をはかるために、主要5教科(英・数・国・理・社)はもちろんのこと、技能教科(音楽・美術・保体・技家)もテストがあると思ってよいでしょう。
中学校によってテストの名前や時期は様々ですが、技能科もペーパーテストがあります。神奈川県で高校受験をする場合、基本的には5教科の内申(成績)も、技能4教科の内申も価値は変わりません。
そのため、技能科の勉強にも向き合っていかなければいけません。普段の授業をしっかりと聞き、全力で実技に取り組むことが第一です。
そして、テスト勉強は試験直前の1週間で詰め込みましょう。暗記要素が強いので、短期集中型です。
いざ、定期テスト週間になったときによくあるのが、「技能科の勉強法がわかりません」という質問です。どこから出題されるのかがわからないという悩みをよく聞きます。特に中1のはじめのころ。
技能科は、プリントをもらっていることが多いので、試験直前でスムーズに暗記作業に入れるように、プリントの整理を怠らないようにしましょう。教科書で授業が進む場合も、うえで紹介した話と同じように、先生が強調した部分にマーカーを引いておくことを忘れないようにしてください。
こればかりは、試験直前になってから焦ってもどうしようもありません。普段の授業時から、試験前の自分が困らないようなプリントの整理、要点のチェックをしておきましょう。すべて授業を聞きながらできることなので、家庭学習は必要ありません。
〇 技能科のプリントはきれいにまとめて勉強の準備だけしておく
ワークは2周解くつもりでノートに
勉強の本質は非常にシンプルで、知らないことを知り、教えてもらってできるようになったことを自分一人でできるように繰り返すことです。そこまでいけば、あとは忘れないように定期的に振り返ることが大切です。
非常にシンプルなんですが、いうほど簡単ではなく、スポーツと同じで身体が覚えるまで繰り返す必要があります。
学校のワークは易しい問題から難しい問題まで幅広く収録されており、自分のレベルに合ったちょうどよい問題は、実はあまり多く載っていません。
そのため、どの問題を重点的に繰り返せばよいのかを教えてくれる人と、何度も繰り返し解ける環境が必要です。
どの問題をやるこむべきかは、相談してください!そのために、僕たちのような塾という仕事があると思っています。
塾の先生や学校の先生に相談をしながら、自分の目標に合わせて、レベルにあった問題を繰り返して定着させていきます。
繰り返し解くためには、ワークに直接書き込むのではなく、ノートに解くことをおすすめします。たしかに、書き込んだ方がやる気は出ますし、どうしても勉強が苦手という子には書き込み式でやってもらうこともあります。
ですが、将来のことを考えるとノートに演習できるようになった方が良いので、ノートに繰り返し解くことをおススメしています。
〇 技能科のプリントはきれいにまとめて勉強の準備だけしておく
そして、なるべく学校ワークは1単元を習ったらその分進めてしまいましょう。例えば、数学で正負の数を習ったら、その週に正負の数の学校ワークを一周解いてしまうという方法です。
このサイクルが身につくと、試験前の勉強がうんと楽になります。
ワークに先にオレンジペンで答えを書いて、赤シートで隠す方法もありますが、提出のときに学校の先生が認めてくれないというパターンもあります。あとは、ワークをコピーしておくという方法もありますが、時間と手間がかかることを考えると、やはりノートに解くのが一番おススメです。
まとめ
新中学1年生は慣れないことだらけで、夏休みが終わるころまでは体力的にも精神的にも大変だと思います。初めての定期テストもやり方がわからない中で、取り組む人も多いと思います。
そんな不安が少しでも軽くなるように、時期に応じて意識してほしいことを伝えています。ぜひ、ブログをチェックしてみてください。
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※この記事の内容は、3月の新中1準備講座に参加してくれた方に向けてZoomでリモート開催したガイダンスの内容をダイジェストでまとめたものです。
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