【最新版】2024(令和6)年度神奈川県入試・特色検査はどうだったのか。一部解説付き。

高校入試

特色検査とは

「学校・学科の特色に応じて実施できる検査」

2024年度入試で特色検査を実施する高校・学科・コースは以下の表のようになっています

今回は黄色塗りされている、「自己表現(筆記型)」に絞ってお話をしていきます。

各大問の大まかな内容と解説

各大問の実施校

特色検査は毎年問1と問2は全高校共通問題です。
今年は問3~問6までが選択問題で、この中から2問選択することになっています。
各大問の選択実施校は以下表の通りになります。

問2(エ)

問2(エ)のAにあてはまる数値が840と870どちらなのかをみていきましょう。

このような問題は、神奈川県立中等教育学校入学者決定検査(適性検査)でも出題されていました。
資料を読み取る力と単位変換と算数レベルの計算で答えを導き出せることから、小学6年生でも解ける問題となっていました。

では、本題に入りましょう。
まず文章の中で見るべきポイントはこちらです。

こちらは、〈中略〉のあとの文です。この文章内から、1キログラム生産するために必要なの水の量が読み取れます。
小麦は1キログラム(1000グラム)を生産するのに1150リットル
牛肉は1キログラム(1000グラム)を生産するのに15.98トン(15980リットル)の水が必要です。

そして、ハンバーガー1個には小麦が35g、牛肉が50g必要なのでそれぞれに必要な水の量は以下のようになります。
■小麦:1150×35/1000=40.25g
■牛肉:5980×50/1000=799g
これらを合わせて、40.25+799=839.25g
約840gなので840が適していることがわかります。

■文章の読み取る能力は必要不可欠
→すべて文章に目を通すのではなく、必要な個所を素早く見極められる力が必要です。
■単位や数値が大きくても焦らない
→特色検査は大きな単位や数値、細かな小数で計算をさせる問題が多く出題されます。そのような問題に遭遇しても焦らずに対応していきましょう。

問5(ウ)

実験の内容を読み、適するものを選択している番号を選ぶ問題です。
今回の実験は2つの小球を同じ高さの別の場所からレールの上を滑らせたときにどうなるのか。という実験です。
これは、中学3年生に理科で学んだ「力学的エネルギー保存則」を用いた問題です。

■力学的エネルギー保存則
力学的エネルギーは位置エネルギーと運動エネルギーの和で表され、その値は摩擦や空気抵抗がなければ一定に保たれる。
■位置エネルギー
位置エネルギーは物体の質量に比例し、基準面からの高さにも比例する。
■運動エネルギー
運動エネルギーは物体の質量に比例し、速さの2乗にする。

小球①②は同じ質量、そしてスタート地点の高さが同じなので位置エネルギーが等しくなります。その位置エネルギーがXY間(最下点)ではすべて運動エネルギーに変換されているのでXY間での速さは同じになります。
→aは正しい。bは誤り。

次にレール上を運動している時間について考えていきましょう。速さに関係しているエネルギーは運動エネルギーです。つまり、位置エネルギーから運動エネルギーへ変換が早く行えるレールがかかる時間も短くなります。それを踏まえて実験内容を見てみると、レール➁の方がレール①よりも早い段階で低い場所を滑っていることがわかります。つまり、レール➁を滑っている小球➁の方が時間が短くなります。
→cは誤り。dは正しい。

よって、答えはaとdを選択している6番になります。

■公式や性質などを丸暗記しない
→なぜ成り立つのかまで理解を深めることで高校理科でも通用していきます。
→なぜなぜ分析をしましょう。
■原理原則を基本に忠実に
→高校理科では中学理科以上に様々な原理原則が出てきます。中学理科で学んだことをおさらいして高校理科に備えましょう。
→具体的な数値を出さずに、どちらの方が大きいのか速いのか、短いのかなど原理原則をもとに比較を行えるようにしましょう。

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