【高校受験】模試になると点数が取れない生徒に何が起こっているのか。原因と今日からできる対策!

勉強法

定期試験はそこそこの点数がとれるのに、模試になるとなんでこんな点数になってしまうんだろう…

今回は、多くの中学生の悩みの一つ。「なぜ模試になると点数が伸びないのか」を一緒に考えていきましょう!

模試と定期テストの違い

模試と定期試験の違い

出題範囲の違い
問題の性質の違い

出題範囲の違い

中学校の定期試験と神奈川全県模試やW模擬などの模擬試験の大きな違いの一つは出題範囲です。学校の試験の範囲表を思い出してください。

教科書p32~54
ワークp21~42

このように、出題単元が細かく書かれていることも多いはずです。最近では、単元名しか書かれていない範囲表も多いですが、それでも授業の内容と照らし合わせればどの範囲を勉強していけばよいのかがわかります。

そもそも定期試験は、その生徒が授業を聞いて学習内容をどれだけ理解できているかを確認し、評価をすることが目的となっています。そのため、本来の定期試験は範囲がしっかりと定められていて、どこを勉強すればよいのかがわかるものである必要があります。

それに対して模擬試験の範囲表はこのようになっています。

このように、かなりアバウトな書き方となっています。なぜなら、模擬試験は入試の練習だから。多くの中学生が受ける高校入試は、出題範囲が中学校で学んだすべての学習内容になります。

膨大な範囲の中から、どこが出題されても対応できるように繰り返し訓練していく。これが高校入試に向けた勉強です。もしはそのための練習という位置づけなので、範囲がその学年までで学習した内容から広く出題されるのです。

問題の性質の違い

定期テストと模試では問題の性質も大きく変わります。先ほども書いた通り、学校の定期試験の目的は知識の定着度・理解度の測定です。

そのため、授業で扱った内容が多く出題されます。また、試験範囲になっていた学校のワークなどからも多く出題されます。

だから、きちんと準備していけばその努力が報われやすいのが学校の定期試験です。
※最近では定期試験の出題内容も変わってきているので一概には言えませんが。。。


対して、模擬試験は入試の練習です。その都道府県の同じ学年の中学生の中で、どのくらいの位置にいるのかが偏差値という数字で示されます。

そのため、問題の出題内容も、入試本番にかなり似た形になっています。英語や国語なら当然初めて見る文章を読んで設問に答えていく必要があります。社会も、見慣れない地図が出て来たり、歴史もパッと見ではいつの時代かわからない絵が出てきたりします。

最終的にはそれまでで覚えた知識で解けるようにはなっているのですが、模擬試験ではその知識を正しく使いこなせているかを見られます。だから難しいんですね。

模試でつまづく原因と点数を上げるための対策

さて、ここからは模試で結果を出すための対策について一緒に考えていきましょう。せっかく自分から模試を受けようと決めて、日曜日などの休日に試験を受けるなら、良い結果を出したいですよね。

パターン1 実は知識が定着していない

模試で結果が出ない原因の一つとして、知識が定着していないという原因が考えられます。定期テスト前に「あんなに勉強したのに!」と思う子もいるかもしれません。

残念ながら、せっかく覚えた知識も復習しないと忘れてしまいます。どんな頭脳の持ち主でも同じです。人間の脳は忘れるようにできているのです。

原因としては定期試験前の勉強がその時だけの記憶(短期記憶)になってしまっていることが考えられています。

少し前に習った内容を再び学習する機会を自分で作らないと、なかなか模試の出題範囲には太刀打ちできません。そのための復習です。僕は自分の生徒に、あえて今習っている範囲とは違う単元の課題を渡したり、確認テストを実施したりして復習の機会を作っています。

塾に通っていない人でも計画を組むときに、復習単元の勉強をする計画を立てると、少しずつ模試の成績は上がっていきます。

定期テストで終わりにしない学習を!

パターン2 応用問題が解けない

模試では覚えた知識を活用して解く、応用問題が出題されます。数学では、学校のワークでは見たことのないような図形問題が出題されることもあります。もちろんそこまでで習った知識を使って解くことができるのですが、どこに補助線を引くのか、どの角度で見ればよいのかがわからないまま50分間の試験時間が終わってしまうこともあるかもしれません。

応用力をつけるにはどうしたらよいか。

まずは土台となる知識の完成が第一です。応用力とは知っている知識をより高いレベルで活用していく力のこと。まずは知識です。

世界の気候気候区分がわからない人が雨温図の問題は説けないですよね。どの教科でも同じです。地道な知識の習得が第一です。

そして、それと並行して入試形式の問題に触れていくことも重要になります。特に中学3年生の秋以降は、過去問を含めた入試形式の問題に触れていく必要があります。

そのときにただ量をこなす勉強法はおすすめできません。応用問題こそ、一つの問題の資料・本文・設問文・選択肢まで全てを見て、分からないところがないようにしてから進めないと、非常にもったいないです。

土台の完成。そのうえで実践問題をじっくり解くことの繰り返していくのが一番の近道です。
※神奈川県入試対策にはこちらの教材がオススメです。(別記事)

絶対的な知識の上に実践問題を積もう!

パターン3 模試になると緊張してしまう

最後はメンタルの話です。模試になると緊張して思うように力を発揮できないという人もいます。

厳しいようですが、そういう人ほど学習量が足りていない場合があります。緊張しても崩れない実力をつけよう。まずはここが大前提です。ただ、勉強すればするほど不安になるというのも事実ですし、メンタル面の対策を考えておくのはとても大事なことです。

プレッシャーを感じて模試会場の雰囲気にのまれてしまうという人は、日頃の勉強から自分ルールをつくっておくとよいでしょう。

例えば、「問題を解く前にかならずシャーペンを3回ノックする」や目を閉じて何か言葉を自分に言い聞かせるでもよいです。ここで大事になるのが、どんな時でも必ずそれをやる!と決めることです。家で勉強するとき、自習室で勉強するとき、もちろん試験本番でも必ずそれをやるというルーティンにしてしまうという方法です。いつも通りのルーティンをして、脳に「いつも通りだぞ」と言い聞かせるのです。この積み重ねがやがて入試当日でもあなたを守ってくれるかもしれません。

日常の勉強からルーティンを作ろう

まとめ

ここまで模擬試験になると点数が伸びない原因と対策を考えてきました。模擬試験は定期試験と比べて範囲が広く、形式も実践的になります。だから、普段の学校の勉強だけではなかなか実力を発揮しきることが難しいのです。

まずは学校の勉強が大前提ですが、今習っている単元だけでなく、復習単元の学習に取り組むと、結果は変わってきます。

今習っている単元の勉強と復習単元を並行して進めるには、具体的な計画が必要です。塾に通っていれば塾の先生と計画を立てることもできるでしょう。

もし、独学で頑張るのであれば、学校の先生と相談するなどして、誰かと計画を共有しながら勉強を進めることをお勧めします。

この記事のポイント

・まずは学校の勉強で土台作り
・覚えた知識は定期的に復習
・入試形式の総合問題で実践練習
・ルーティンを作って実力を発揮しやすくする

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